#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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スーパーGT岡山公式テストに行った話

2023岡山国際サーキット初詣で

ワクチンの接種証明、忘れてねえだろうな?持ってこいよ?と岡山に出発する前日、ちょうど侍JAPANを観戦していたときにLINE通話。俺は元気に答えた「大丈夫、スマフォにアプリ入れるから」

どうして電話がかかってきたのか?わかっている。わかっているんだ。2度めは許されない。

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今回は珍しく私がコペンに同乗させていくスタイルだったのだが、人ひとり加わるだけで快適高級サルーンダイハツコペンの使い勝手がものすごく悪くなる。2人でコンビニ寄ったときには買ったものを置く場所に困るレベルである。ちょっとした移動くらいで人を乗せたことは数回あるが、1時間以上かかる工程、そして宿泊を伴う工程で同乗させたのは初めてだったかもしれない。トランクは一杯で屋根など開けられやしない。そして同情する彼は一体何をビビったのか傘を持参してきた。コペンで傘なんて持ってきても社内に置くスペースなどないぞ。まあそれはよくわかったのだろうと思う。ちなみにもし雨が降ったら傘は一旦トランクに置いて乗車することになる。これは覚えておいてほしい。

※折りたたみでない普通の傘を助手席に置くというのもかなり専有するので案外1人のときでもトランクに収納したくなるくらいコペンは、狭い。

 

今年のGT300クラスの空力レギュレーションに適合*1したBRZを初めて見た感想だ。

いかにも

”テストしてますよ~あ、でも真似されないようにわかりにくいカラーリングしてますぅ”

感が出ている。所謂カモフラージュカラーリングと言ったところだろう。

このように難解な模様のお陰で写真などから立体的造形がわかりにくいという効果があるとかないとかでF1やGT500、ルマンのLMP1など車体開発が激しいカテゴリのテスト風景でよく見られるやつである。しかしBRZはGT300である。開発できる車両を有するのは数えるほど。ましてやスバルのような大規模な予算を持つ自動車メーカーは参戦していない。おまけにBRZというベース車*2はたった1台。なので造形を真似しようとしてもそうそう簡単に出来ない。しかもテストで「おっそのアイディアいただきッ」なんて行ってもリードタイムは開幕戦までの一ヶ月。誰が真似なんて考えるのだろうか?そう思うとやけに手間のかかったカモフラージュリバリーって意味あるのか?という疑問から生まれた感想が↑の私のツイートだったのだ。
まあそれを端的にかつ過激に言えば↓となる。

 

本当にレースのときにしか稼働しないK-tunesのツイッターが久々に発信している。この「全世界のK-tunes Racingファンの皆さん」という呼びかけが好き。それだけ。

 

念願のチャンピオンを獲得し、今年は心機一転スポンサーのブランド名を本来の社名である”マレリ”にスイッチしたチームインパル。車体やドライバーのスーツにはきっちり”マレリ”と刻印されている。しかしピット裏に行くとこの通り。未だにあちこち”カルソニック”の文字が見られる。メカニックのスーツ、テント、パーティションテープから非常に細々したものまで「カルソニック」という文字が残っている。長年スポンサードしてくれてたからこそここまでスポンサー色に染まったのだろう。そして社名が変わっても旧社名で活動していたのだろう。しかしこれを全部マレリに変えるとなるとお金がかかりそうだなあ。

 

2日間、セッションとセッションの間に1時間ピットビューイングという*3時間が設けられていた。とくにチケットは設けられおらず、誰でも参加可能だったので恐ろしく長い列が形成されていたのだが、ドライバーとしてはお昼ごはんタイム、車両は整備チャンス、レースクイーンはおらずという状況においてわざわざ並んで行ったところで何があるねんと。そういうわけでグランドスタンドでのんびり昼飯を食べていた。

しかし、一部のチームではドライバーが出てきてサイン会やチームノベルティの配布があったようで、96号車で配布されただろうエコバッグを持っている人を何人か見かけた。

そんなピットビューイングのさなか、俺は新品プリンを投入していた。400円。味はまあ、なんというか、400円の味ではなかったなという感じ。

ところでお昼の屋台はこんな感じ。コロナ禍前の岡山公式テストと言うともっと過剰に屋台があった気がするんだけどなあ…

 

岡山国際サーキットに若干の改修。フェンスがちょっとだけ伸びた。そして内側に張り出す形になっている。

↑は昨年のS耐のときの写真である*4。今回新しく出来た部分だけ伸びていることがわかる。特に伸びたからって臨場感や迫力がスポイルしたかというとそこまでは感じない。というかフェンスが伸びたって気づいた人そんなにいないのでは?

そういえば今思い出したのだが、一部で噂された”トイレの改修”ってどこのトイレがどう変わったのだろうか?少なくとも観客席のトイレは今まで通りだったし、相変わらず仮設トイレをおいてトイレのかさ増しをしていた。

 

ちょうど去年だっただろうかひっそりBSで放映された岡山国際サーキットのアニメのDVDの広告である。あの10分程度しか尺がなかったアニメの円盤って何がどういった形で収録されているのだろうか?そこの謎を究明するために円盤代を払ってしまおうかなんて一瞬気の迷いが発生する。いやどうせ期待を上回ることなくただ単に10分間のアニメが収録されているだけなんだろうけど。

 

噂によると春のGTが岡山国際サーキット売上のほとんどを占めるとか。だからなのか知らないがGTに関しては気合が入っている。まずこのテスト観戦自体、本戦のチケットをお持ちの方であれば無料で入場できる。非常にお得。そして↑の売店を見てほしい。ドアが観音開きとなっている。いつもは片方しかドアが空いていないのだ。GTのときは観音開き。どうぞ起こしくださいませというメッセージを感じる。こういった細やかなところに岡山国際サーキットの気合を感じる。*5

そう思うと入場時にもらったタイムスケジュールが記された紙もたいそう上質な紙を使っていることに気づく。子供の頃、新聞の折込チラシの裏に絵を書いたりしていたがその時テンションが上った紙質と同じと思う。あれはパチンコホールのチラシだったかな。そういうことでかなり上物の紙を使っている。そしてフルカラー。岡山国際サーキットに通う人ならこのようなタイムスケジュールが記された紙を毎回入り口でもらっているだろう。まずカラー印刷は見たことないと言うのは共感してもらえるはずだ。

ただ今回はGTテストだけということもあり、記載されているスケジュールはとてもシンプルだった。頭に記憶できるレベル。ということで、車に置きっぱなしになっていた人も多かったと思う。

 

走行が終わるとまっさきに宿にチェックイン。紙とペンを渡されたらその場ですぐに間取りを描けるレベルで訪れている宿に到着。

ところで岡山といえばカメムシではないかと思う。ドリキンカメムシ配信は春の季語と言ってもいいくらいおなじみかと思う。そう思うとこの部屋ではカメムシがいた!という事件はこれまで発生していないと記憶している。おそらく本当に奇跡みたいな部屋なんだろう。しかし、しかしその奇跡も終わりを告げる。

我々はとうとうこの部屋でカメムシを発見してしまった。第一カメムシである。あったくて全然スイッチを入れることがなかったファンヒーターの下にいた。カメムシ

しかしこちらがぎゃーわー騒いでも全く動く気配がなかったのでどういうわけか「あ、こいつ死んでるわ」と勝手に都合よく早合点し、特に何も処置せず温泉へ向かった。

カメムシサイドからしたらそんなコト知ったこっちゃないわけで、風呂から上がり部屋に戻るとファンヒーターの下にあったはずのカメムシの死骸(と勝手に思いこんでいた生きていたカメムシ)がないのである。そう彼はAliveだったのだ。

そしてその後この部屋で彼をみたものは誰もいなかった。奇跡が帰ってきた。

 

岡山国際サーキットの晩飯といえばアツアツの麻婆豆腐というイメージをお持ちの方が多いであろう。確かにこれまで私は、麻婆豆腐に、辛さに、腹痛に、トイレの汚い岡山国際サーキットに、抗ってきた。その姿をサーキットで戦うドライバーに重ねたこともあった。今回もそうだろうと勝手に思いこんでいたのだが、

「今回の宿は晩飯付きね。すき焼きやで。」

と。

戦いは終わった。

私のファンの方には麻婆豆腐のパフォーマンスを見せられなくて申し訳ないと思っている。しかし代わりと言っては何だが先日の激しい戦いをここでもう一度読んでいただきたいと思う。個人的には1年分の辛さを接種した気分だったので。

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あのとき俺は身を削って麻婆豆腐に抗った。結果は↑にある通りボロボロだ。ウンコのせいで家に帰れないと絶望しかけたのだ。そして目の前のすき焼きは”これで終わりにしないか”と俺に告げているように思えた。そうか…戦いはもう終わったんだなと感慨にふけながら卵をわり、焼けた肉を卵に絡めて口に入れる。辛さとは対局にあるまろやかな生卵に包まれた肉が美味しい。

 

翌朝は半分バイキング形式の朝食である*6

乳酸菌を生きたまま届けた。

 

岡山国際サーキットのイメージガールPaRetのRoad to Victoryがかかっていることに気づいている人はたぶんいない。

 

プリンを購入した店舗で日曜はなめらかクリーム大福を購入した。1個200円。こちらは大当たりでなめらかクリームが口の中にいっぱい広がって幸せだった。

 

スーパーGTのオフィシャルショップに行ってみるとオートポリスのフライトタグが売っていた。

記憶する限り、会場限定のフライトタグは速攻で売り切れるとか言う商品だと記憶している。しかし2023年の岡山になっても売れ残ってるほどにオートポリスって集客ないのだろうか?いやそもそも”2022年のオートポリス限定のフライトタグ”を岡山で売っていたところで誰が買うんだという気持ちだ。

 

どんどん人が溜まっていく1コーナー奥のスポット。後ろの方の人はカメラを構えたところでうまく撮れるのか心配である。そもそもこの前にはオフィシャルカメラマンのスポットであるために一番前に陣取ったとしてもオフィシャルカメラマンが前に来たらオジャンのようなきがするんだけど。

そして肝心のスタートは



↑そして私が撮った写真はこんな感じ

 

日曜日は2回めのセッション前に白バイの練習走行があった。たしかにスタート前に白バイが走るというイベントはあるのだが、練習走行するイメージはなかった。20分近く設けられていたので3周周回していた。

すまんシャーリー

 

こう最近暖かいとレースの頃には散っているのではと思われる桜である。まだつぼみ。

 

帰りは尼崎のラーメン東大に。つまり2日連続で生卵をくぐらせる料理を食したことになる。ラーメン東大は鳥インフルエンザの影響による卵価格高騰でも生卵食べ放題を継続しているようだ。男気を感じる。我々はそれに甘え、ラーメンで一つ、卵かけご飯で一つ卵を頂いた。ありがたや~ありがたや~。

 

以下撮った写真をご覧ください。

 

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*1:ただしフロントのみ

*2:まあ兄弟車のGR86はいるが…

*3:もはやピットウォークと何が違ったのだろうか

*4:※一部加工済み

*5:いや、きれいなトイレ増やせ

*6:”半分”と称しているのは、奥のごぼう-ハム-鮭の切身のおかずはすでに用意されたものが出てくるためである。一方写真下の料理は自分で取ってくるタイプである。