#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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岡山国際サーキットでスーパーGTを見た

ちょっと前の話

岡山に行く前日、何も考えずに餃子の王将へいきジャストサイズの麻婆豆腐を食す。愚かだ。いつも岡山国際サーキットに行ったときの晩飯は麻婆豆腐と決めていたのに。しかしなぜ麻婆豆腐をチョイスするのか?答えは以前にも書いた。参照いただきたい。

私は挑戦する。レーシングドライバーが0.1秒を縮めるためにコーナーを攻めるように私は翌日も岡山国際サーキットでも激辛麻婆豆腐を食す。そう、この麻婆豆腐はレーシングドライバーで言うところのサーキット、挑戦の”場”である。

きっちりレポート~スーパーGT岡山公式テスト~ - #プリンはおやつに入りません

 

翌朝、いつも通りの時間に起床しコペンのエンジンを始動し出発。しかし、着替えを入れたキャリーバッグを忘れたことを15分走ったところで気づく。幸い、ケチって最寄りのインターチェンジではなく一個先のインターチェンジで乗ろうとしていてたので引き返しは可能だった。当然、引き換えしたあとは最寄りのインターチェンジから乗った。時間とともにお金も失った。ツライ。

 

十分に余裕のある時間設定だったので一度引き返してもセッション開始までに到着できた。しかし、別の場所から出発していたツレたちは私よりも先についた様子。

 

今回、NDフィルターという秘密兵器を導入した。

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より絞りが開放に撮れる、数段暗くなるという特性を考えるとファインダー像はその分暗く見えてしまうという欠点はよくよく考えると当たり前といえば当たり前なんだが、いざファインダーを覗くまでそれに気づけなかった。暗く撮れる分、シャッタースピードを落とした撮影が可能となり、これまでとは違った充実感があった。

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スーパーフォーミュラ現地観戦でお馴染みだったグルービューが今年からスーパーGTにも採用。一体何が変わったんか知らんが「グルービューマルチ」と名称もいつの間にか改まっている。”スーパーフォーミュラライツ”が”スーパーフォーミュララライツ”、”セーフティーカー”が”セーフティンカー”、そして”マスタークラス”を”マスタンクラス”と場内アナウンスを担っているのに滑舌が安定しないシャーリー半田が言う「グルービューマルチ」は意外や意外、美しい発声である。

しかし、基本スピーカーの真ん前に立たないと本当に何言っているかわからない。

フレンドリーカーである。

 

個人的に生存の確認ができていなかった岡山国際サーキットのマーシャルカーの一つであるこのランエボ

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いつかの大雨のスーパーフォーミュラで活き活きと走っていたことが記憶に新しい。「SF14よりもランエボのほうが速くねw?」「ランエボでレースしようぜww」とSC先導でほぼほぼパレードとなってしまったレース中、ずっと野次られていたあの車だ。その後何回か岡山国際サーキット(コロナ禍であったもののS耐では普通にパドックエリアは入れたし)に来る機会があってもなかなか見かけることがなかった車である。そして今回まだ生きていることを確認したというお話。

 

諸般の事情により車が新しくなった22号車。テストのときは、マシンの譲与元のカラーだったので”あ、まだカラーリング未完成か~”なんて思っていたが、いざ開幕してみるとベースカラーはそのままだった。カラーリング自体は譲与元の名残を感じるがテストのときには無かったいくつかのスポンサーロゴが掲示されている。今年もノーズ先端に「JYS」のロゴが確認できる。

ちなみに”JYS”こと常陽シェルはこちらが確認すると2020年が初出である。初出はそのままシェルカラーの黄色と赤で「常陽シェル」と掲載だったのが

2021年から”JYS”とフォントもかっこよくあらためられている。

いよいよシェルブランドが街から消滅した2022年、どうなるかな~と思っていたが会社の屋号を簡単に変えられるわけでもなさそうで引き続きJYSと掲示されていたということである。

 

意外と知られていない岡山のマシン近すぎwwwポイントである。バックストレートをアドウッドの方へ歩くとコース脇の金網とその金網と観覧エリアを遠ざけるために設置してある鉄パイプの距離がだんだん短くなって…

 

岡山国際サーキットはピットエリアが狭すぎるのでポルシェカップのピットはCパドックに設営されている。そこから機材、車両の搬入はヘアピンから入る形で行われる。特に最初から意識していたわけでもないが直前のセッションをその周辺で見ていたのも有って搬入を見守ることにした。

レーシングカーはキレ角が無いため、すごく大回りをする。外周道路の舗装部分いっぱい使ってヘアピンに設けられた入り口を目指すのだが、我々観覧の眼の前をレーシングカーが通過するのである。

 

遠すぎる。前の方は”印”をもとに座るイチが決まっているがそれより後ろは無法地帯と言ってもいいくらい人が密集している。しかし昨今、ワーキャーと言いながら観覧することは無いのでカンセンリスクガーとかコロナガーなんて言うつもりは無いのだが、いやー遠いのはちょっとなー遠いんだよ。

 

そんな人を密林を掻い潜り撮影に成功した一枚。

感想をつらつらかき並べるときしょい内容になりそうだったので割愛する。

 

何だよ骨つきチキンでもいいじゃねえかよお前はグルメか!?なんておツッコミを頂きそうなので解説したい。室内、つまりカレー屋さんの中であれば骨つきチキンを手で持って食べたとしてもティッシュやおしぼりでお手てを拭き拭きすればよいだろう。うん。もしくはお手洗いに行って文字通りお手を洗えば良い。しかし、ここはサーキットである。カウンターやテーブルの上にティッシュは無い。実はお手拭きも提供されたが呑気にビリっと破ってお手々でチキンを食してそれで拭く…できるか?お手拭きが風に飛ばされたりしないか?っていうか一度開けたお手拭きはどこに置くんだ?テーブルなんぞ無い。地面おきでもすれば砂がつくだろう。故に、俺は開けなかった。そして、怒った。どうやって食うねん。

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やるならこれぐらいホロホロにしてから提供しろッ!あと石原さとみのスプーンでほぐしてくれ!!!

 

ゆるく結婚報告を行った若干22歳の若造を祝福した。

 

ARTAのブースを見るといつもこの構図で撮ってしまう。

 

Q1落ちをとなってしまった55号車武藤英紀に対する辛辣なコメント。無糖が微糖って一体。

 

久しぶりにこのワードを使ってしまうほどに青いプリウスは深刻である。両ドライバーの実力考えればここまで苦戦するはずがない。一体何が…

 

自身がアタックしたあとにヘアピンでスピン。何台かのマシンはアタック中でもろに影響を食らう(特に37号車)。しかし赤旗にならずセッション続行されたのでスピンした19号車はそのままQ2に進出した。翌日のTGR監督トークショーのマサ監督がいうには絶対炎上していると阪口選手は”エゴサ”していたとのこと。ん、ちょっと待て阪口選手って普段からエゴサしてるんか?してるんか???

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というか私の肌感では全然炎上しなかったんだが。

 

Q1のチェッカーフラッグを受けずにピットに戻ってきた23号車、気がつくとQ1落ち。そのモニターを眺める23号車の両ドライバーの表情を見てツレが言う「あれは親を殺したような顔や」

真相としては午前中のタイムから今のタイムならQ2進出するな~って余裕でアタック終わらして戻ってきたらもっと上げしろがありましたチャンチャンという話とかなんとか。

 

ポールポジションで沸き立つスバリスト。サーキットにおけるスバリストの割合はおよそ7人に1人とくらいの割合と見積もっている(私の肌感)。大体1万人いるからおよそ1400人の人達の血圧だったり心拍数だったりが変化したってことだ。そりゃあ我々にも伝わるな。

 

いつものお宿である。コテージ、いやコティージである。

テレビが、でかい。

 

ちょっと違う店行こーぜと選ばれたまたしても中華料理店。曰く、こういう(どこ言ってもあるような中国人がやってそうな)中華料理店はハズレがない、らしい。まあこういう店を選択する理由として、周りに何も無いのである。本当に何もない。何なら道中すき家すら見たこともない。それくらい空白地帯なのである。

さて、出てきた麻婆豆腐はいつものところよりも辛さはヌルい。それよりも旨味が深い。いや正確にはいつものところはあっちっちで出てくるので舌が正確な味を補足できていないだけと言われればそうかもしれない。しかし、ここも例に漏れず量が多い。もう32になろうとしている体に麻婆豆腐、ラーメン、そして意味もわからずにただでかい唐揚げはキツくなってきた。唐揚げ単体でこのサイズなら「うわwwwwwwww唐揚げでけーwwwwwwww」とテンション上がっているのだが、ラーメン1人前、そして麻婆豆腐、更にご飯が添えられた上でのこのサイズ感はもう「意味もわからずにただでかい」と形容せざる得ない。ラーメン1人前ですらそろそろお腹いっぱいになってしまう体になっているのにこぶし大ほどの唐揚げはちっとも嬉しくないのである。しかも食べてみるとまあまあ衣でサイズを稼いでいることがわかってしまうのである。いいブラつけてるちょっとお胸の大きいおねーちゃんのようだ。

ツレにお金を一円単位で渡し、先に店を出た。遅れて出てきた彼は言った「端数(1円単位)はいらんって」

今時珍しい。

 

なんで朝起きたのに( ˘ω˘)スヤァって投稿していたのか思い出せない。まあふかふかのベッドでよく眠れましたよっという報告のつもりだっただろうか。どうでも良い。朝風呂を済ませた。風呂からあがり、脱衣所にいてると爽快な音楽が流れている。あれ脱衣所って音楽流れてたかな?と片手では数えられないほどに来ているはずなのに疑問に思ってしまうくらいにBGMがあったかどうかという記憶がなかった。しかしあまりにも爽やかだったので特にそれ以降気にすることもなく服を来ていると、遅れて風呂から上がってきたツレが「アラームがッ!」と自分のスマフォを取り出し操作する。するとそれまで脱衣所で流れていたと思っていたBGMが止んだ。お前のアラームかよ。

しかし、人の記憶というのは実に曖昧だということを痛感した。

 

ツレに宿泊の手配丸投げでなんでそうなったかよくわからないが、今回はじめて朝食を食べた。入り口に入るとどこかのビジネスホテルよろしく料理がどーんとバイキング形式で並んでいるものだから「あ~全部バイキングね~」なんて思ってご飯やサラダをこんもり皿に盛り、案内された席につくとすでに配膳されている料理が三品。あ、そういう。。。

快調、それは日常生活であれば特に気にすることではない。むしろお通じが快調というのは歓迎されることである。しかし今我々があらためて向かおうとしているのはトイレが最も劣悪とされる岡山国際サーキットである。サーキットで”快調”はまずい。そもそも今回はスーパーGTであり、岡山国際サーキットのキャパシティを大幅に超えた人たちが来場する。当然トイレのキャパシティも超える。岡山国際サーキットはこの問題へソリューションとして仮設トイレを多く設置しているが、仮設トイレというのはニオイがアレである。そしてそれでも数は足りず常に人が入れ代わり立ち代わりでフル稼働しているのである。そんな場所に向かうというのに悠長に快調ヨーグルトを食していいのか?快調ヨーグルト、それは私が考える岡山国際サーキットに対する一種のレジスタンスである。あえてお腹をゆるくして俺は絶対に岡山国際サーキットでお花を摘まないぞという抗議のようなものとして捉えてもらいたい。

と、まあここまでつらつらとトイレに行きたくないけどトイレに行っちゃうようなヨーグルト食べちゃうぜ~って話なんだけど、これを食してすぐ朝のお便りがやってきてサーキットに着く前に本日の分が終了したことをお知らせする。

 

狭い範囲に多くの人がやってくるので通信の遅延が発生している。決勝日はより顕著に出ている。ツイッターすら更新できないし、ラインすら数分前のメッセージが突然大量にやってくるほどに通信の障害を感じる。そんな中、次の次のレースであるGT鈴鹿のチケット争奪戦に挑むのであった。

こういう意見する人がいるが、ただでさえスーパーGTでチケット購入サイトにアクセスが集中して家にいててもまあまあ苦労するというのに。実際岡山国際サーキットでチャレンジすると10分近く格闘してやっと券種が選べるページに飛ぶことができ、その後10分格闘してやっと駐車券(と言っても競争率が少ない南コース駐車場)を獲得することができるレベルである。ツイ主は多分ちょっと画像が遅れて表示されるレベル程度にしか考えていないような節がリプライ等に透けて見えるが、阿部寛のホームページの表示が早いとかそんなレベルではないのである。サーバーにアクセスができないのである。

駐車場は取れれば何でも良いと思っていた私と異なり、舗装じゃないと要らないという方針でチケット争奪戦に挑んでいたツレの一人は見事玉砕だった。その敗戦の弁が↑こちら。

 

あくまでも2022 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACEを見に来たのである。際どいコスチュームで魅了されにやってきたのではないとあらためて記しておく。

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ただただ可愛いので是非一度見てもらいたい。ヨシ。

特に終わりが可愛い。ヤッタイエター

 

これは牛スジカレー500円である。しっかりとしてボリュームで500円。俺はこいつに魅了された。

 

ドライバーズアピアランス、一向に出て来ない大湯。いや~ヤツのことだからなんかするんでしょ~と見ていたら何もなかった。

 

今回どういう流れでそうなったのかよくわからないが自衛隊の協力によってF2戦闘機によるフライトパフォーマンスが開催された。で、実際どうだったかというとサーキット上空を3機がまっすぐ3回飛ぶ(最後は3方向に離散したが。)という内容でまあ、そこまで特筆しなければならないような動きはなかった。

そういえば自衛隊、GT公式テストにも来てたなあ…。

NDフィルター外すのめんどくさいとそのまま撮ってしまった。これは大失敗。

 

↑が最後でしたね。

 

意味がわからないし、病気でしょ。

 

レースはポールポジションスタートの14号車が荒ぶる関口選手乗車の39号車を序盤に引き離し、いよいよストレート一本分のギャップを形成。終盤若干詰まったのかもしれないが終始14号車がレースを圧倒していた。ここまで横綱相撲になるとは。

 

一時期あまりにも一方的なレースで眠くなってきてしまったが、ピットストップ後後ろからやって来る車を抑えて実質3位が確定した瞬間、俺の目が輝いた。

まあその輝きも僅かな時間だけでしたが。

 

およそ1400人いると思われる現地スバリストの霊圧の感じなくなった。あれほどまでに勝てるッ行けるッとサーキットの節々で感じていた霊圧が一瞬にして消えたのである。不思議だ。霊圧とはそんな一瞬で無くなってしまうものなんだなと実感。

 

アウグスト・ファルフスの初レースは例の赤い車に追突され終了。それまでは数多の300クラスのマシンを引き連れて大名行列のごとくレースをしていたのが印象的であった。少なくとも彼の中で、スーパーGTは簡単なレースではないことを植え付けられたのではないだろうか?

しかし後で我々の中で”300のARTA経験者がここ最近追突することが多い”という話題が上がった。このレースだけでも現在300のARTAに乗っている木村選手、そして去年までの高木選手が該当する。少し前だと2年前、大湯選手もいつかのレースでコンドーの300マシンに追突していたし、記憶に新しいところで佐藤選手も追突している。ちなみに佐藤蓮選手、今年はGT乗らないので関係ない話だが昨年例の追突以外にも結構暴れまわっているのですでに練習走行の禁止のペナルティの執行待ちである状態だとか。つまり、今年どこかが「よーし佐藤蓮、速いし第3ドライバーで起用しよー」なんて言った日にはドライバーと一緒にペナルティが一緒についてくるのである。これをアンハッピーセットと言わずしてなんというか。

 

商売上手(?)な岡山国際サーキット、表彰式のファンファーレ曲に自身のサーキットクイーンが歌う”Road to Victory”(下記参照)のアレンジ版を流すようになった。

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とてもファンファーレに合うような感じではないのだがここは岡山国際サーキットお得意のゴリ押しと言ったところなんでしょうか。ところでこのファンファーレはテレビ放送に載っていない様子でこの蛮行に気づいているのは現地の人だけのようだ。

 

さて、レースが終わり表彰式も終わると帰ることになるのだが岡山国際サーキットは退出口が1つしか用意されてなくさらに場内駐車場、場外駐車場も全員同じ道を通ることになるのでとてつもない渋滞が起きる。去年、一向に動かない駐車場の先を撮ったこの動画がバズったのだが今年はどうか?

今年も同じく出口側が全く動かない。何なら去年整理していた警備員も機能していない。もう無法地帯となっている。しかし考えてほしい、警備員が居ないということは怒りを向ける矛先がいなくなったということである。ある意味でうまいこと逃げたと言えるのでは。

 

どうでもいいけど帰りに寄った松のやでささみカツが復活していた。本当に嬉しい。レースと全然関係ないけど本当に嬉しい。

 

 

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