#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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12月のオートポリスでスーパー耐久を見た話

副賞年パスと行くスーパー耐久全戦観戦の旅も終盤に向かい、オートポリス鈴鹿残り2戦。今回はオートポリスに向かう。

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custard-pudding.hatenablog.com

 何度も言っているが、私がなぜスーパー耐久全戦を現地観戦しなければならないカルマを背負っているかというと去年開催されたフォトコンテストで入賞し、副賞として年間パスポート(およそウン万円相当)を頂いたからである。

この年間パスポートはレース観戦だけでなくパドック入場可、加えてグリッド入場可という何処へでもいけちゃうスーパーパスである。更にいうとこのコロナ禍でグリッド入場できる唯一*1パスなってしまったのである。レースクイーンを間近で見放題だぜやっほー。

そんなありがたいパスをもて遊ぶなんてもったいない!全部使ってやる!っというのが全戦現地観戦の理由である。

 

 

前日まで仕事をきっちり*2こなし、土曜日朝早く出かけるいつものスタイルで向かう。さすがに12月にもなると日が昇らない。

今回はJALを選んだので北ゲートである。

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きらびやか。

 菅生のときはANAを選び、同じ時間でも保安検査抜けた先の店は結構営業開始していたのだがJALの方は全然やっていない。朝飯を食べていなかったのでなにか食いたいが何も食えない。

 唯一営業しているこちらの店を選ぶ。パン屋さんじゃなくてホテル系の喫茶店?バー?の様子。そしてよく見ると500円(税抜)からモーニングがあった。

 そんなわけで500円のモーニングを注文し、水と一緒にフォークが入ったかごが来たのだがその中に全く用途不明の棒が入っている。先端部は器のように何かを入れられるようになっており、棒の中に上下に動くそれなりに重い玉*3のようなものが乗っている。

全く理解が出来ずになんとなく↑のようにつぶやいたら(まだ6時半なのに)リプライが。

 このときほどツイッターがありがたいと思ったことはなかった。

そう、先端部の何かを入れられるようになっている箇所はゆで卵を包むようになっているのである。そしてこの自由に動く玉を上にセットし、あとは地球の重力を使い玉をその器に当てる…

そうするとゆで卵の殻が割れるという公算である。なるほど!

いや実はこのかごを持ってきたときに店員がなにか説明していたような気がしていたのだが全く聞いてなかったのである。ちなみに斜め向かいに座るおばちゃん2人組も不思議そうにカッチャンカッチャン玉を動かしているので同じようにはじめての出会いだったんだろう。

そしてその使用風景がコチラである。

 で、実際どうかというと…

確かに卵の殻は割れる、割れるのだけどそこから剥く作業は何ら変わらない。なんかかっこいい道具使ったところでちまちま殻を剥いていく作業はついてまわるのである。もしかしたらもっとスパッと割れ目ができてすぐ向けるのかもしれないが。

これを使わせる理由としては机や器で割ってほしくないというお店の都合なんだろうなと飛行機の出発時間を気にしながらちまちま殻を剥く間に考えていた。

 

 出発前に最後(暫定)のツイートをしておく。

www.news24.jp

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インシデントはなかったが、きれいな朝日に出会った。

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 そんなわけでオートポリスに到着する。自宅出発からおよそ5時間。

 

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単年で変わるであろうレースクイーンをラッピングするのであれば毎年切り替わるものと私は思っていました。ラッピングに乗っているレースクイーンは2019年のもの。いまは2020年。そしてそんな2020年のシリーズもオートポリス含むと残り2戦。

 

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12月という異例の時期で開催される極寒のオートポリス、そこには子供向けのアトラクションが。寒いって。

 

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オートポリスというと”喫煙車”がある。文字通り喫煙エリアを兼ねた喫煙ボックスの代わりの車両である。見るからに動かなさそうである。

 

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今回唯一の車両展示*4となるトヨタのスペース。今絶賛売出し中のGRスープラとGRヤリスが並んで…そしてカローラセダン。もちろん車両展示とは全く関係のない関係者のレンタカーであることは明白なんだけども何だよこの並びw

っと思ってたら「お車の移動をお願いします…トヨタ展示車両横にお止めのカローラ…」と場内アナウンス。

やっぱりだめだったか*5

 

 

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今回併催のフォーミュラリージョナルジャパニーズチャンピオンシップ(以後FR)はたった5台のみのエントリー。マスタークラスに属するドライバーたちが軒並み参戦見送り*6のために寂しい事になっている。

しかしそれを吹き飛ばすビッグニュースが

 全日本のタイトルを何度も取っている本山哲が参戦するとなっているのである。MS系のニュースの前にこの情報にタッチ出来たとき、同性同名の”本山哲”さんが参戦するのかと思ったが正真正銘の本山哲である。おれは何の心配をしていたのか。

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予選は移動の関係で見れなかったのだが、とうとう阪口晴南の牙城を破りトムスユース、古谷悠河が獲得していた。しかもダブルポールである。そして本山哲はQ1が古谷-金丸-阪口に続いて4位(5位に女性ドライバーの池島)Q2も古谷-阪口-金丸に続いて4位と若手に先行される結果に。いくらレジェンドと言っても年齢の壁は大きいのだなと痛感させられる。

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一方レースはというと…

最近のレース、スーパーGTやスーパーフォーミュラ(今回のメインレースS耐でも)ではフォーメーションラップを増やしたりして冷たすぎる路面で温まらないタイヤを無理矢理にでも温めようとしているのにFRではいつもどおり1周のFLでスタートだった。

どちらもスタートを直に見たわけではないため詳細はわからないがどうやらホイルスピンを嫌った回転数でクラッチミートを狙ったとかなんとかで古谷はストールしたのではないかと。そうどちらもスタートに失敗し、1レース目は完全に最後尾まで落ちそこから2位、2レース目はそこまで落ちないもののセカンドグリッド阪口の先行を許し2位。しかし2レース目の終盤1秒以内で阪口を追っていくレースはこのシリーズ始まっての一番の見所ではなかっただろうか。

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1秒以内に迫ってもさすがはSF/GT500の走行も経験している阪口、うまく抑えそのままトップチェッカー。個人的にはまだペースコントロール出来ていたのかと思っていたのだが

タイヤを守りつつプッシュしつつという、神経の使う走りになっていました。最後抑え切ることができて嬉しく思うんですけど、シーズン後半はレースペースの部分で負けていたので、そこは反省点でもあります。

2020 第6戦 Race14 決勝レポート

 とコメントを残している。

個人的には楽しみなドライバーだと思うなあ…

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一方目玉の本山哲。

レース1は特に目立つような動きはなかった(そのまま4位でチェッカー)のだが、レース2は金丸*7とのバトルを制し表彰台が見えたか!と思ったその時上り坂を上がっさ先の第二ヘアピンでオーバーシュート。白煙を上げながら先のグラベルに突っ込んでしまった。

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金丸を抜いたときに気づけよって話なんだが、このとき本山哲は全開のレースをしていたんだなと。

そんなレジェンド本山哲、どういうわけか今週末のスーパーフォーミュラ併催のスーパーフォーミュラライツでもエントリーするという。

www.as-web.jp

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オートポリスでみた俺が言う「彼は全開のレースを見せてくれる」と。

 

  オートポリスというとパドック内にあるのだが「うかれ亭」の唐揚げらしい。そうでなくてもこのプラスチック容器におさまる気の無いボリューム感は見ていてワクワクするかと思う。ちょうど巨乳の美女がその小さい手で”手ブラ”をしているかのようなワクワク感、少しこぼれる横乳・下乳そんな感じに似ている。下ネタ全開で申し訳ない。

味も申し分なくとってもジューシー*8

600円(税込)

 

 誤字っているが「火事」の間違い。温かいのはいいんだけど本当に心配だった。

 

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一体何でここで掲載しているのか?はとてもとても私の口から申し上げられないのだが、できれば

twitcasting.tv

こちらを参照いただきたい。

(どうやら配信アーカイブは広告が入り閲覧されると配信主にもチャリーンチャリーンって話らしいので多分私は怒られないと思う。)

 

 17号車はエントリーしていたがお休みらしい。助っ人なしでオーナー、オーナー息子、大谷選手3人で5時間厳しいでしょーと思っていたが

 

 この曲

 

 特にリージョナル以外は書きたいなと思うような事象がなかったのでもう宿に向かう話である。

日が落ちてくると当然寒くなる。

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昨年7月に行ったときはこんなに青々*9としていたが、この時期はその緑が一気に茶に染まる。まあこの時期しか見れないと思って大事にシャッターに収めておく。

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翌朝も(ピットビューイングの時間が押しているのも関わらず)絶景を覗いていた。

 

 今回の決めてはなんと行っても温泉!温泉に始まり温泉に終わる。去年も温泉重視でリゾートホテルっぽいところに泊まったがやっぱり阿蘇まで来たら温泉に浸かりたい。心が温泉を求めている。

kintoki-spa.com

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使った温泉はこんな感じ(HPより引用)

露天風呂やサウナはなかったがビジネスホテルに泊まるよりずっと良い。

とりあえずチェックインするなりすぐに温泉に浸かる。オートポリスの冷たい風で冷えた体がゆっくりゆっくり温まっていく。本当にここで良かった。

しかし、GOTOトラベルキャンペーンを使って5000円弱のこの旅館には欠点がある。まあ、今どき畳でしかも

 今は亡き三洋電機のエアコンがついているほどに設備は古びているし、トイレが共通なのである。複数人できていれば誰かが部屋にいてるので問題ないのだが、今回一人旅だったのでトイレに行くたびに鍵をかける必要があった。大変めんどくさかった。

その後温泉は夕飯を食べたあと、朝風呂と3回はいった。5回は無理だった。

 いい大人なら居酒屋を探ししっぽりひとりで晩酌…というのもいいんだろうけどお酒は飲めないしはじめての店に飛び込むのはなんとなく億劫。そんな俺にいつも寄り添ってくれるのはラーメン屋なのである。どういうわけかラーメン屋ならはじめてでも気にせず入店できる。今回はバトン、、、いや場豚ラーメンなるものを食べた。馬と豚の共演なのである。美味しゅうございました。

 

 ひとりで宿をとるときは大抵朝食を付ける。別に朝食がついてない素泊まりプランでもいいのかもしれないけどホテルの朝食”ガチャ”というギャンブルのようなもの楽しんでいる感はある。ネット予約の際に書いてある説明文と出てきたもののギャップを楽しむというかそんなスリルを味わっているというところだろうか。

そういう意味でいうと今回の”ガチャ”は”当たり”だった。この"THE 日本の朝食"感があふれるラインナップは朝からテンションが上がる。ご飯はおかわり自由だった。勝ちだ。

この時点で7時半*10、俺はピットビューイングを遅刻することを決めた。

 

 日曜日は、S耐ウォームアップ走行→ピットビューイング→グリッド試走→スタート進行→スタート とスーパー耐久の走行しか無い。今回はスタート進行がゆったりしておりもてぎのような駆け足で抜けていく…のような事象が発生しなかったので最後までグリッドを眺める。と、見えてきたエントリードライバー最年少*11KTMSのマシンが。どうやらエンジントラブルとのことらしい。で、レースは最後まで走ってなかったよね…

 

 オートポリスはプレスのようなスタート写真が撮れる…かもしれない。

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 個人的な事情で応援しているチームその1である広島トヨペットさん、スタートから一周目でボンネットが浮いている…

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その後長いピットストップを要し、走行を続けたが周回数が足りず完走扱いにはならず。。

 前述の通り古谷選手がなかなかいい走りを見せてるだけにいつもトラブルが惜しい。

 

 オートポリス、1コーナーほぼ全域で金網越しにならずに撮影できるというのがアマチュアカメラマン的には嬉しい。

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 去年は回れなかったコース前半部分を歩く。岡山や菅生に負けないくらい観戦ポイントと車両が近い場所がいくつかあって興奮する。

 この部分はグランツーリスモで走っててもどうしたらいいかわからないポイントである。

 

 オートポリスのジェットコースターストレートとスポーツランドSUGOの最終コーナーは”本当に””本当に”実際に目にしないとどれだけの傾斜なのかが実感しづらいので、ぜひ一生に一度は行ってほしい。特にジェットコースターストレートかけたあとの鈴鹿デグナーカーブのようなコーナー、あそこは実際に走ってみないとどれだけ難しいのかわからんのだろうななんて考えてる。とはいえみんなスイスイ行くからそんなに難しくないのかね。

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 どこのHPか忘れたがオートポリスの撮影スポットでおすすめされてたのがここ。

橋の前のコーナーで加速しながら1つ目2つ目と抜けていくコーナーで、正面からドーンと抑えられる

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しかし良スポットとは裏腹に立つ場所は凄まじい傾斜で、しかも土面が露出している。なんとかして木の根っこを足にかけて止まる感じである。コケるリスクが高いので気をつけたい…よく見るとまだ背の低い松が植えられていてオートポリス的にはあまり立ってほしくない場所なのかな…

 

 コースを歩き見回る、写真スポットを探る、車の動きを見るに注目しすぎて肝心のレースを観戦するということをすっかり忘れていた。気がつくと去年を思い出すように7号車がクラス1位(←筆者はGRヤリスをST-2として数えてないことを承知ください?)クラス2位だった。通っていたらいつの間にかピットへ。

例によってトラブルが発生しピットで時間を過ごすことになったのだが、17号車は出走なし、同門の6号車は中盤からトラブルリタイヤ、59もトラブルで7よりも長くピットで時間を過ごさなければならないという状況から順位変動は発生しないという妙。

チェッカーに合わせて出てきた7号車はセッション終了後に走る清掃車かのようなゆったりとした徐行運転でサーキットを一周。そして無事クラス1位クラス2位でチェッカーを受けたのであった。

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もうちょっと観客のためを思った表彰台設置を…

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いくらなんでも遠すぎる
 

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車検場前に放置される7号車

 

 超満員のファイナルコーナースタンドでの拍手喝采を感じてほしい。 

 

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これはパジェロミニで合っているだろうか…逆光でもよく撮れた。

 

全然見られない表彰式をさっさとあとにし、レンタカーで帰路へ。

全然信号は無いので止まるほどの渋滞は発生していないのだが西日がキツすぎる箇所でブレーキやら速度を緩める車があるのかその当たりで若干止まりそうになる程度には混んでいた。

レンタカーを走らせおよそ1時間、空港に到着する。レンタカーはガソリンを満タンにして返すルールというのは古今東西変わらないのだが、車の給油口を開ける機構は自動車の数ほどある。

というのに、レンタカー会社は借りる前にここが給油口開けるところですからね~って教えてくれないのである。当然自分もそんなことまで考えが及んでいないので給油する直前になって「おい、この車給油口開けるレバーどれやねん」と焦る。

フルサービスのガソリンスタンドに到着し、「ガソリン満タンで」「はーい、お客さん給油口あけてくださいねー」「ここかな(それっぽいところを触る)」「あーそこボンネットですねー給油はこっち(足元のレバーグイッ)」と一発で開けるガソリンスタンドのスタッフ。そりゃそうか、あっちは同じような車、同じような客ばっかり相手してるからなあ…

 

熊本空港につくと出発ロビーはなんと仮設、思うと到着ロビーもなんかちゃっちかったような気がしたな。どうやら空港改装中の様子。早く出発準備して空港ロビーでゆっくりしよという予定が若干崩れる。ゆっくりはできるがなんせ仮設だから十分な広さもなく”密”なのである。人いっぱい。

そうして例によってチーム関係者ばかり見かける大阪伊丹行きの飛行機に乗り込む…

翌日も仕事だ-^^と思って朝起きると立てないくらいの頭痛そして吐き気、ここまでS耐もてぎ→GT富士→SF鈴鹿S耐APと4周連続遠征をキメており今年いよいよ30となったこの身体には厳しかった…

素直に月曜日は仕事を休むことに。もちろん遊び疲れて仕事休むなんて情けないよくそう。

 

 

 

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*1:実際はチームが発行するゲストパスも入場できるはずだが

*2:自分比

*3:ちょうどそろばんの玉のように自由に棒の端と端を動くのである

*4:パドックエリアだぞ…誰向けやねんw

*5:停めたひと狙ったでしょこれ

*6:前週にほぼ同じメンバーがSF鈴鹿併催のSFLにエントリーしており、体力的、移動的にかなり厳しいとなったかもしれない。

*7:擁護のために言っておくと彼は久しぶりのレースなのである

*8:CV:安倍晋三

*9:青と書きながら緑であるが。日本語の妙である。

*10:朝食は早くても7時半からしか用意できないとのことだった

*11:注:俺調べ多分