#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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コロナだろうがマンボウだろがレースがあれば行く~スーパー耐久 Rd4 オートポリス~

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S耐オートポリスです。

 今年は鈴鹿のレース以外、コロナ禍でも予定通りとなっていてスーパー耐久オートポリスも当初の予定通り7月最終週となっていた。

毎年うちの会社はホニャララな理由*1で7月最終週から8月頭に夏休みという期間を設けている。よってこれに乗じてオートポリスまで自走しちゃおうとか考えちゃったわけである。非常に浅はか。

あとに休みが控える形となっているのでレース終わりの帰り側の予定はどうにでもなるということで数日は帰ってこない予定とした。

 故に冷蔵庫の中身を空っぽにしなければならず、いつ買った忘れたレタスを消費すべくアボカドサラダを作ったのだがいかんせんアボカドが異常に堅い。本当は木曜日食べきってしまう予定だったのだが翌金曜日つまり出発日まで残してしまったので一生懸命消費する。ついでに消費期限切れの飲みかけの牛乳も無理やり飲んで消費する。牛乳はやばいから。

 そして冷蔵庫から生物を消費しきったのを確認し、出発。21時だというのに到着時間は翌6時を示している。当然高速道路を使用しての予想到着時間である。

仕事終わりでの出発だったのにどういうことか広島の東側の都市、福山市までノンストップ走った。

 出発前に食べかけのアボカドが堅いサラダを食しているもののやはり腹は減る。岡山あたりでどうしようかなあと考えていたがナビのSAPA一覧を眺めるとどうしても福山SAが輝いて見えたのである。そう、

 尾道ラーメン食えるじゃんと。そういうモチベーションで持って残り1時間ほど疾走した。しかしやはりここで疲れが出たのであろう。↑の写真を見てほしい。れんげがラーメンに浸かっている。

その後は当然ではあるが1時間に1回ほどSAPAをよるペースに。広島も大概広い。

 1富士スピードウェイ=400km

 

いくら燃費に有利な軽2シーターでも700kmを超える工程では1度の給油が必要である。で立ち寄ったサービスエリアのガソリンスタンド、なんとセルフスタンドだったのである。いやどうせ高速道路のガソリンスタンドなんて単価すげえ高いんだからせめてフルサービスにしてくれや。

 

 道中なんか青いトラックを見かけた。*2

 今の所なにか幸運があった…!と言えるようなことはないっすねえ。

 

 なんやかんやあって高速を降り、初めて大分側からオートポリスへ向かっているのだが、道中こんなところにサーキットあるんかいなと思うようなド田舎の道を走ってた。いやまあ菅生や岡山、もてぎとかもすげえ田舎道だなあってところはしるんだが今回の大分からオートポリスへ向かう道はそう思う距離が半端ない。その間コンビニくらいあるだろうなんて甘く見てたら全くないというかずっと右に山、左に川*3という情景を1時間近くはしるのである。ナビを信用していないというわけではないが本当にこの先にオートポリスはあるのだろうか。

そう思うのも熊本阿蘇側の場合、ミルクロードという観光道路のようなまあまあ整備されてて景色もいい道をゆったりゆったり30~40分ほど走り、途中にオートポリスのロゴが入った看板も見かけたりして「おっ、サーキット行ってるんだなあ」って高揚感が生まれるのだが、大分側にはそういう感動が無いのである。

まあそうは言ってもナビ通りに行けば到着する。14時間かかった。

 

 到着するとすでにピットビューイングの時間となっていた。年パスでありながらも現時点で一般向けに販売されていないチケットというわけでいつもこういうオプションイベントに参加できるかどうかドキドキなのだが入り口の係員に見せるとなんのためらいもなく「どうぞ~」とのこと。

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たしか年頭に放送していた「ボクらの時代」豊田章男×脇阪寿一×マツコ・デラックス回にてルーキーレーシングのマシンに私が載るわよとマツコ・デラックスが言っていたがこういう感じである。(ちなみにナチュラルエイトマツコ・デラックスの所属している事務所である。マツコ・デラックスというよりくりぃむしちゅーがメインの事務所というイメージである。)マツコ・デラックスとえすたいすぱーくがコラボしている。あのきぐるみとマツコ・デラックスのサイズ感、いい勝負じゃないの?

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察しがいい人は気づいたのかもしれないが今回、ルーキーレーシングの水素マシンにほぼゼロ距離まで近づくことができた。といってもやはり周りに黒い大人がいっぱいいるもんだからぐいっと覗き込む勇気はなかったのだが。いくつか写真を撮ってみたのだが反射するし特に中身で気になるようなところはほぼ無いというところだろうか。水素タンクはリアシート側でそれこそしっかり社外からなにか見えるものっていうのはなくて写してないんだが。

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その後静かに規制線によって車との距離は離れてしまう。

 

 今回の給水素エリアはドライバーズサロンの真ん前に設定されていた。すぐ近くにはルーキーレーシングのホスピタリティエリアが見えている。なぜだろう、不思議とCO2を感じなかった。CO2がゼロ…そんな気がした。

 今回もパワーオブドリームでした。

 

 仮設置とはいえ、水素という可燃性の高いガスを扱うわけでそういう表記もきちんとしてあった。

 一番凝ってる箇所というと諸々を動かすにはやはり別電源がいるようででかい発電機みたいなのがおいてあったのだがその燃料もわざわざ「バイオ燃料」と記載する徹底ぶり。本当に隅から隅までカーボンニュートラルを意識しているのだろう。

 と通りかかった某赤系チーム敏腕マネージャーにいうと「何言ってるの?」と冷たくスルー。

 

 2週連続でNONEレースを生で見る男になってしまった。鈴鹿オートポリスではオートポリスのほうが上位ランカーがエントリーしてるとかなんとか。

 故にノー横転

 

 オートポリスの名物は「うかれ亭の唐揚げ」。土日どっちかは必ず食してほしい。

 

 みんなハンコックガールのこと気になるでしょ?もっといいねボタン押そうよ。

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なにが好きってそりゃあ…ねえ…いやあもう、いいっすねえ!レース知らない友達にレースクイーンの写真見せてくれやと言われたら出しちゃうくらい個人的には正統派なデザインと言いたい。

 

 イベント平場に行くと今までに見たことのない数のミライがある。そして総じて給電している。でも、カーボンニュートラル

 

 燃料電池自動車ばかり見ていると心が荒れてくる。が、しかし内燃機関の車が1台だけボンネット開けていた。ここはカーボンニュートラルというエネルギー変革に取り残されたガソリンを燃やすことに快感を覚えるジジイたちが集うオアシス、なのかもしれない。一応、拝んでおく。

 車と比較して今までエコだと信じられてきた馬でさえCO2を排出する。

 

 週末へんてこなカラーリングでも誰も突っ込まなかったST-1クラスのポルシェ、これまでのカラーリングをまとったマシンがフロント部分大破した状態で積車に乗っていた。

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 一体ファイナルコーナースタンドが超満員だった頃があったのだろうか?スーパーGTですら空席となっている状態しか見たこと無い。前に映るおじさんがこのツイートのシュールさを加速させている。

 そしてこれである。というか自動販売機はパドックかスタンド裏くらいしかなくて他コース周辺には一切無いんじゃないのかな…

ちょっと前に脱水症状で半日潰したので水分補給についてはかなり過敏だったのである。

 ムータをムタっていうのは日曜日も続いた。誰も指摘せんのかい。

 

 こういう場面がきっとあるはずと橋本環奈アクリルスタンドを持参してきたことを思い出す。とりあえずオートポリス雄大な景色と700キロを旅してきた愛車コペンと一緒に一枚。

このアクリルスタンドはファンクラブ限定グッズである。

store.plusmember.jp

 つまり…?

custard-pudding.hatenablog.com

 

 オートポリスも随分古風なことをやっているんだなと。車両出入り口近くのトイレの前に設置してある。どうせ誰も書いてないやろ~なんてペラペラめくると割とみんな書き残しているようで1ページ目が去年の日付だったりする。

 

 そして阿蘇周辺の宿に向かう。カウンターには誰もいない。そして周りにひと気を感じない。ベルがあったので鳴らしてみるが、数分立っても誰も来ない。なんや幽霊屋敷かここはと思ったら顎の長いおっちゃんが登場。例によって名前と住所を書いて右においてある体温計で検温されるんかなーと思ってたら鍵を渡され、部屋まで案内される。あれ検温は??

 なんか危うい感じの宿なんだが↑の本棚がすべてを表していると言えよう。無造作にも程がある。

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当時ツイッターに掲載し忘れていたのだが、漫画の中にやなせたかし著の「人生90歳からおもしろい!」という本が混ざっている。なぜ漫画ではないこの本がこの位置にあるのかは不明である。ちなみに手にとって読むとかはしていない。

ツイッターに不満点を列挙しているのでここで改めて挙げることはしないのだが、ひとつ言い忘れていた。この宿には温泉が付いているのだがどういうわけか22時で終わって朝は入れない温泉である。まあ、この点は予約時の説明に書いてあったので了承済み。そして、実際入ってみると意外とひろい。見渡すとネット予約の説明欄に書いてなかったのだが露天風呂へとつながる扉を見つけた。いままでの不満点をひっくり返すぐらいの良ポイントじゃないか~憎いな~と扉をガラーと開ける。

メガネを掛けていなくても分かった。

湯がない。

浴槽に湯が入っていないのである。あるのは浴槽だけ。

何事もなかったように静かに扉を閉め、内湯に浸かる。

一応、サウナが付いており、中にテレビがあった。と、突然先に入っていたおじちゃんが「サッカーええか?」とあとから入ってきて俺に尋ねる。テレビで流れていたのは、関西ローカルの”おかべろ”という番組であった。九州でもおかべろやってるんだあと感動していたのだが、特に中身まで見ているわけでもないのでそれは了承する。するとおじちゃん、どっかともなくリモコンを持ち出してオリンピックサッカー中継に切り替える。そのリモコンどこにあんねん。そうして今日は暑いね~と俺に喋りかける。ノーマスクどころかサウナでの会話は勘弁してほしい。意外とサウナで集中するだけで体力は削がれるものなのである。その後もいくつかおじちゃんの独り言のような話に適当に相槌をうっていたが体の限界でサウナを脱出。

洗面台に無造作にテレビのリモコンがおいてあった。

 

 このときの感動というのはF1の予選を値落ちしちゃうくらいの感動、なのである。

 

 朝食会場に来るとおばあちゃんがご飯と味噌汁をもって席に案内された。ほかはバイキング形式でとるのである。ちなみにおばあちゃん、ノーマスク。

チェックアウトのときも当然のごとくカウンターに誰もいない。チンとベルを鳴らすとやってくる顎の長いおっちゃん、よく見たら君もノーマスク。どないなっとんねんここの衛生観念は。

 

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道中、いかにも展望が良さそうなところがあったので途中で降りて橋本環奈アクリルスタンドと一緒に

 

いかにもオートポリス向かってますという車たちの車列に付いていくとすごい霧が。一部で2台先のテールランプが見えないくらい濃い霧になってレースの有無が心配になってきた。こっちは京都からはるばる来てるんやぞ

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ピットビューイングになっても晴れない霧。

f:id:custard_pudding23:20210801091309j:plain最終コーナー側もこんな感じ。

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雨で車も人も引っ込んでるのでレースクイーンを撮る

 

 ピットビューイングから程なくしてグリッド整列が始まる。まあ10分ディレイしたんですが。

グリッドビューイングもオプション券購入者オンリーかなと思ったらなんか色々言われて列に並ばしてくれたし、入り口のパスチェックも「はいOKです~」とあっさりしたものだった。まあ出してみてダメ~って言われたら諦めたらいいだけの世界ですわ。

 どういうわけか、グリッドビューは20番グリッド(S耐の場合ST-1クラス前後)までしか行けなかった。いや~あの~う~ん。

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ドライバーが誰か確認する平川選手

 

 どう考えても中断しかならんやろっていうコンディションでレースはスタートする。

すると案の定、徐々に霧は濃くなっていき最終コーナーが見えなくなり、

 レクサスゲートが見えなくなり、

1コーナーまえのポストがかすみはじめセーフティーカー出動に。

 スタンドさえ、真正面を通過するマシンが捉えられるレベルとなってしまい、赤旗

 

 赤旗でホームストレートに並ぼうとする車列

 

 虫の音が轟くオートポリス

 

 昼飯を探りながらDステのレースクイーンユニットのライブを聞いていた。が、曲が流れ始め歌い始めているのに「ちょっとまってちょっとまって」と音源を停止するように要求していた。いや、君たち歌い始めてたんだからそのまま歌っちゃいなよと思うがどうやらフォーメーションの準備ができていなかった様子。しかし歌いながら「まってーまってー」とダブル音源というのはあまりに器用すぎる。

 

 そんなこんなでだんだん霧が晴れてきたのである。

 

 レース終盤にもなると青空が見えてきてお昼の中断が嘘のよう。

 

 そしてチェッカー。トップでチェッカーを受けた81号車のクルーが陽気に手を振って我々に答える。しかし、失格である。

 

 1日でこうもコンディションは変わるのである。

 

サーキットをあとにする前にも橋本環奈アクリルスタンドを活用する。

 橋本環奈アクリルスタンドにとってオートポリスはおそらく最初で最後となるであろう。

 

帰りはちょっと展望のいいところによる。

 局所的に豪雨だった。 f:id:custard_pudding23:20210801173210j:plain

愛車と一枚ができるスポットでもある。

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やはりここでも橋本環奈アクリルスタンドを使用する。

 

やっぱりそのまま京都に帰るのは惜しいということで後泊して色々寄って帰ることに。それはここに残すかもしれないし残さないかもしれない。

 

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ほか写真はこちらにも

lightroom.adobe.com

 


custard-pudding.hatenablog.com

↑今気づいたけど2021だよね?

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*1:特に隠すような深い意味は無い。単純に請負元がお盆に夏休みを取らないスタイルなのでそれに合わせている。お盆ではない理由は海外と合わせているとかなんとか。

*2:ちなみにレースとは一切関係がなく普通に営業しているトラックと思われる。

*3:ダム湖