今年もこの季節がやってきました。F1のチケット戦争です。
昨年はコロナの状況を様子見とかで結構直前になっての開戦であったが今回は例年通り5月だったのだ。
昨今のF1人気、そして裏で暗躍しているかもしれないテンバイヤーなどの影響によってより戦いは激化していると言っていい。チケットを取りたいという有象無象が鈴鹿サーキットのサーバを襲うのだ。
3年ぶりの開催、そして日本人ドライバー角田裕毅の初母国凱旋レースとなった去年はとうとうサーバーに繋がらない人多数という現象が発生した。そのため今年鈴鹿サーキットは新システムを導入したようだ。ここでは待合室システムと称したい。
5/14から一般販売開始のF1日本グランプリチケット。
— 鈴鹿サーキット Suzuka Circuit (@suzuka_event) 2023年5月11日
アクセスが集中した際、サーバーダウンを防ぎ、公平性を実現するため、オンライン上の待合室にて順番待ちができるシステムを導入します。
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詳しくはこちらhttps://t.co/9vhUUiGLAC#F1JP
オンライン会議、オンライン飲み会とコロナ禍で様々なオンライン〇〇ができていったがいよいよ待合室もオンラインかという感想だろうか。(←コロナは関係ない。)
さて、我々はこれをうまく攻略しなければ、隣のライバルたちを出し抜いてチケットを獲得することはできない。システムを”よく知りそして攻略すること”が大事だ。しかしわりと直前になって案内されたものだから一体どのようなシステムなのかよくわからないまま我々は戦いに挑むことになった。結局のところ、今現在でもWEB系の知識は皆無なのでどうやって動いているのかよくわかっていない。解説をお楽しみ頂いてあろう読者の皆様にとっては何も役に立てず、申し訳ない。
さて、当日10時のチケット販売開始(←何が販売されていたのだろうか)に試して入ってみる。
とりあえず本番前になれておく pic.twitter.com/8cnikT12G5
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
が、その時点で数万単位の番号が発行されていた。整理番号と称されたそれはおそらく若番であればあるほど早くチケット販売ページにアクセスできるんだろう。5桁ほどある私の整理番号では一体いつまで待つのだろうか?
しかし、このシステムうまいことできているのだろうか?30分経ってリロードすると今度は11時販売開始の待合準備ページに飛ばされる。このページでは中央に11時までのカウントダウンが表示されている。一体10時段階で販売されていたチケットは何だったのだろうか?わからずじまいだ。
さて、11時になるとさっきと同じ仮待合室なるページに飛ばされた。販売ページにいつたどり着くのだろうか。システムに不安を感じる。
ローチケで駐車券とろうと思ったら画像認証に手間がかかって死
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
一応、11時からローチケで駐車券単体の販売が始まったのでこちらを試したものの、画像認証に手間どっている間に予定販売数終了。すべて終了だ。その間ほんの一瞬だった。気がする。いや、画像認識には本当に手間取ったんだけど。
ヒェッ pic.twitter.com/xQFB8IjwEd
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
そしてモビリティステーションにアクセスできるようになったので11時から販売のV1V2席を覗いてみるとV2が全て×。最安でも7万代からスタートするチケットだぞ。
??? pic.twitter.com/ZVlXSHLlHj
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
と言っても自動配席ガチャを試している人がいるのだろうか?少し立つと在庫が復活した。(モビリティステーションはカートに入れた時点で席は確保されて20分間保持される)
すべて(の端末を使用した)をかけた戦い pic.twitter.com/uSlknkfMwl
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
とりあえず端末ごとにユニークな整理番号が発行されることがわかったのでモビリティステーションにアクセスできるすべての端末を駆り出して13時の販売ページアクセス抽選に挑む。
顎30秒
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
あと30秒と打ったつもりだった。
さて、13時。14日に予定されているすべての券種の販売スタート。ここで勝負が決まる。が、
4端末で7個ブラウザ立ち上げて待ったのに、すべて待合室に放り込まれた
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
すべて仮待合室に飛ばされた。若ければ若いほどよりすぐにアクセスできるという指数を持つ整理番号は4941。つまり俺の前に4940人が待っていることであろう。駐車券がなくなってしまうと俺のF1観戦の予定が大きく変わってしまう。少なくとも電車で鈴鹿サーキットに行ったことがない。路頭に迷ってしまう…と諦めかけているとどうやら同盟を組んで一緒に戦っていた同士が死線を越えてチケット販売ページにたどり着いたらしい。でかした。
そして今年は毎年買っているカメラマンエリアではなく、Q1席を購入した。
↑値段はこんな感じ。
ではカメラマンエリアが選ばれなかった理由としては以下の通りである。
・仮設席が増えて、撮影場所が減った。
→昨年ももともとなかった仮設席がヘアピンに増えて、カメラマンエリアが若干縮小されたというのがあったが、今年はその比ではないくらいに仮設席が生えているのである。おそらく販売数は変わらないと思うので、より狭くなったエリアを多くの人数で譲り合うというのがちょっと受け入れられないといったところ。
・単純に人が多い
→前述の通り、F1人気はここ数年で高かまっている。そりゃあ1日16万人の頃に比べればまだ半分程度のキャパと見込んでいるが、人が多いとデカイカメラを持って歩くのに気を使うし。
・同じ場所の撮影になる
→毎年エリアは代り映えしないために同じ構図の写真ばかりとなってしまう。まあそれならカメラを持たずにマシンをしっかり見るのもいいかなかと思いまして。
・今年はWECがアツい
→同じ撮影にかけるなら今年はWECがアツいだろう。プジョーの惨状を見ていると案外すぐに手を引くことも考えられる。そうなるとバラエティ豊かなハイパーカークラスは今年1年限り…という可能性もあるじゃん。
そんなわけで今年はQ1席 34,000円に駐車場10,700円合わせてF1の観戦44,700円也
結局友人に買ってもらったので何の意味を成さなかった4つの端末たち。
記念パピコ pic.twitter.com/LJw0qT1YJq
— プリン隊🍮 (@custard_pudding) 2023年5月14日
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