全日本ラリーの第6戦*1ラリー丹後に行ってきたんですよ。
8000円チケットが高いという話は後日するとして、今日えんえんうぉんうぉんと泣きたい*2。今日語りたいのはラリーって撮影が難しいよねっていう話である。なんかちょっと前にも同じことを嘆いていたような気がするが。
なぜ難しいか?先ず1点目、
車両が目の前を一回しか通らない
ラリーはサーキットでのレースと違って目の前を一回しか通過しないことが多い*3。そのため1台の車両に対する撮影チャンスはサーキットのそれと比べるとめちゃくちゃ少ない。だから低速シャッタースピードで流し撮りなんてとても度胸がいる。だってその車両全部ぶれて見せられるものになってないなんてこともあり得るのだから。
…と言いながら1/50sというまあまあ攻めたシャッタースピードでいられるのは次の理由、
一番速いカテゴリが先にやってくる
ラリーの撮影が難しいという理由2点目は一番見てて楽しい撮って楽しい速い車が先にやってくるという点である。みんなやっぱりサイド引いてリアタイヤ滑らしながらダブルヘアピン駆け抜けていくコバライネンみたいやん。かっこよく撮りたいやん。
(1/200sというだいぶ安牌なシャッタースピード)
やっぱり一番最初はシャッタースピードも安牌なところから始めていきたい。それに加えて撮りたいやつが先にくる。更に安牌なところに落ち着く。そして次の点、
撮影場所に迷う
である、つまり先頭で速い車を撮ったところで「あ、もっとあそこで撮ればよかったかも」という後悔がやってくるのだ。先頭車がくるまで「ここ!」と一生懸命待ったけど実際車がやってきてから「この場所ちゃうな~」っと後悔するのだ。そしてその場所にも飽きて移動してみたら意外と良い構図で撮れるなんてことがやってくる。
午前中の後発のクラスでそれに気づいて午後のSSの撮りたいクラスで適用できたとかならそれでいいのかもしれない。しかし全部終わってから「あ、ここのほうがよかったな」と気づいたときは自分の愚かさに後悔するばかりである。
↑がまさにそのパターン
いやーそんなこんなでラリー撮影難しい。しかし、ラリーに関しては一発逆転の手法があるのだ。それはリエゾンを狙うのだ。
リエゾンであれば法定速度で走るもしくは信号などで停車しているのでそもそも流し撮りとかいう発想は生まれないし、ロケハンをしっかりしておけばSSで撮る写真より満足度の高い写真が撮れる。まあ欠点といえばせっかくラリー観戦に来ているのに全開の走行が見られないというところだが。
このようにラリーメディアもリエゾンを撮っている(※2022久万高原ラリー)
町中を走ることがあるのでチェーン店の前を通るラリーカーなんて構図もできる。ヘイキ・コバライネン×ラーメン藤(※2022ラリー丹後)
今年はこの場所通ってないもよう。(2022ラリー丹後)
え、リエゾンどこ走るのってわかんないじゃん?そんなあなたにラリーストリームである。
こんな感じにグーグルマップにオーバーラップしてSS区間(赤)、リエゾン区間(青)が表示されているラリー観戦に便利なサービスがある*4。これであ~あそこ通るのね~と先回りしてラリーカーを待つなんてことができる。
さて、次のラリー観戦予定はラリージャパンだと思っているが行けるのかどうか今のところ未定。行けるならこの思いを払拭できるよう精進したい。
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