世間を騒がせている問題がある。ペロペロ事変だ。
寿司屋のテーブルにおいてある醤油差しをペロペロしてそのうえその様子をネットに公開するというあまりに悪質で低俗な問題が話題である。私の環境で考えるとラーメン屋、一部のラーメン屋に置いてある無料生卵がその被害の標的となる可能性が考えられる。
しかし醤油、醤油さしをペロペロするというのは何は面白いのだろうか？ペロペロして俺の唾液を擦り付けたぜーというマーキング行為なのだろうか？一部の動物においては体液をかけることによって自分の縄張りを示す行為が見られるがそういうことなんだろう。あまりにも無意味でそしてつまらない。
さてではそれを生卵でやるとどうなるか？当然縄張りを示すために行うわけなのだから殻を割って黄身や白身をペロペロするわけにも行かないだろう。見つけ次第すぐに清掃される。つまりペロペロは殻に対して行われるだろう。そう、殻をペロペロして容器に戻す。これであれば気づかれず、また撤去されず次使う人がそのペロペロされた生卵を割ってラーメンに付けて啜るそういうシナリオが出来上がる。しかし、生卵の殻というのは意外と雑菌の宝庫であることはご存知だろうか？食中毒の原因となるサルモネラ菌もいるらしい。でもそんな卵を食べてもなんで安全なのか？答えは単純、卵の殻は捨てるからである。菌が入らないように守られた黄身と白身を我々は食している。さて話を戻すとそんな殻をペロペロするとどうなるか？そう、発熱を伴ったおなかピーピーである。醤油さしペロペロはネットが炎上するの対して生卵の殻ペロペロはお腹が炎上のだ。そう考えるとなんかとても気持ちいいじゃないか。殻ペロペロ君ざまあ、何にウケたいのかよくわからんけど君のお腹はもう織田信長がいた本能寺よりも燃えてるぞぉーと。とても勝ち誇った気分になれる。
今日もラーメンが美味しい。
