その旅で必ず抑えておきたかったのがこの福岡ガンダム立像である。福岡は映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で主人公アムロ・レイが駆ったνガンダムが立像となっている。
駐車場を出て、入口に向かうと現れるでかい立像
1/1スケールであれば、22mあるのでかつて横浜にあった動くガンダム(←ガンダム部分だけ)の18mより若干大きい。いま現在お台場にいるユニコーンガンダムは19mだったり21m(←デストロイモードで変わるみたいだ)だったりするのでおそらく福岡のνガンダムのほうがでかい。
で、
νガンダム????
↑先ほど言及した映画で活躍するνガンダムはこれである。白ベースに黒色が入っているまあ地味なカラーリングのモビルスーツである。
たしかによく見てみると造形はオリジナルの意匠を継承しているようだが、カラーリングが大きく異なるせいで全然印象が違う。まあ、たしかに立像になったら「たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」というセリフさえ知らない人たちも眺めるわけで万人受けするデザインじゃないといけないですかね。まあこの立像のカラーリングが万人受けするデザインなのかどうかはよくわからんけど。
で、ガンダムファンが一番なにこれ?と疑問に思っているのが、
この後ろについているやつである。もう一度劇中のオリジナル版を見てほしい。
左肩になんかズラ~と背負ってますよね。ええ、これがフィン・ファンネルなんです。フィン?ファンネル?細かいことはウィキペディアとかユーチューブで動画でも見てください。フィン・ファンネルこそνガンダムのアイデンティティなわけですよ。フィン・ファンネル=νガンダム、νガンダム=フィン・ファンネル。これ。ええ。
それなのに立像バージョンはなんか細長いもんを一本背負ってるだけ。アムロはどうやってビームバリヤー貼るわけ?いや無理や。こんな一本じゃあ満足できんやろ。
と、どういう解釈が与えられているかその場で調べる。
AE社側が提案したロングレンジ・フィン・ファンネルを装備する。これは、Hi-νガンダム(RX-93-ν2)で検討中のハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーをフィン・ファンネルに組み込んだものであり、全長の延伸によってジェネレーターを2基搭載する。さらに、本体の改造・変更によって本体のジェネレーターと直結するという、ΖΖガンダムで採用されていた方式も採用しており、ニュータイプが搭乗すれば単機での対艦戦闘も可能である
なるほど、この長いのはロングレンジ・フィン・ファンネルっていうんか。そしてハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを組み込んでると。なるほど。極太ビームが出せるわけか。いや出してくれ。それでいてフィン・ファンネルなわけだからこいつを自由に浮遊させて極太ビーム出せたりするわけはえ~。え、ビームサーベルにもなるんすか?極太?極太ビームサーベル?!!いや~熱いっすねえ~。男の子はみんな太くてでっかいもの大好きだからね~。いや~νガンダムは伊達じゃないっすねえ~
ユニコーンモチーフのアムロ・レイのマークもガンダムがカラフルになったのに合わせてカラフルにチェンジ。
これまでのガンダム立像同様に細かいところまで作り込んでいる。
ちなみに、νは小文字のv(ブイ)ではない。ギリシャ文字のν(ニュー)である。だからニューガンダムという呼び方が正しい。フォントによってはvもνも同じような表示になってしまうが決してブイガンダムではない。実際、”Vガンダム”というのもあるのだがこちらはヴィクトリーガンダムと読ませる。頭が痛いですか?そうですか。
custard-pudding.hatenablog.com
これまでのガンダム立像シリーズ。
(お台場RX-78ガンダムも見たことあるんだけど休眠中だったため記事化はされていない…)
custard-pudding.hatenablog.com
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