#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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回転寿司は寿司が回転してくれないと困る

ペロペロ事件のせいで回転寿司から寿司が消えた。

いまや何ペロペロして炎上したっけと思ってしまうくらいに記憶の向こう側に行きつつあるスシローのペロペロ事件だが、あの事件以降大きく変わったことがある。そう、回転寿司なのに寿司が回転していないのである。正確に言うと注文した寿司は回っているのだけどその寿司は誰かがタッチパネルで注文したものだから勝手に取ってはいけない。寿司が欲しければタッチパネルから注文しなければならないのだ。

しかし、席について、「さてと。何が私に選ばれるかな」とレーンを覗き、”今流れている寿司”、”これから流れてくるであろう席に到達する遥か先の寿司”を確認し、食す寿司のシミュレーションをするという楽しみができなくなってしまった。まあそれでも1人で来たときはタッチパネル上でそれができるのだが。

問題は複数人できたときであろう。タッチパネルは複数人で同時に操作することを想定されていないのだ。そのため席に座ってタッチパネルを奪われたなら、何も取ることができない寿司レーンを眺める空虚な時間が生まれる。空虚な時間はタッチパネルを操作した後も生まれる。待ち時間だ。いくらタッチパネルで瞬時に注文が完了したとして、ロボットが作ったシャリの上にネタを乗せるだけといえども腹をすかした複数人がそれぞれの空腹を満たすために注文した寿司たちを一気にレーンに流すということは至らない。必ず注文した後に待ち時間が生まれる。その間待っている我々は、他の誰かが注文された取ってはいけない寿司を眺めているだけである。

更に問題は発生する。いやこれは俺だけかもしれないが、やっとのことレーンに乗ってやってきた寿司が”誰が注文したかわからない”のである。いや履歴見ればいいだろっていうけどそんな親切に”この寿司は〇〇が注文しました”なんて書いてくれていないだろう。いやでもお前注文したの覚えてるだろって指摘されるかもしれない。それが忘れているのだから困ったのものである。注文して流れるまでに何頼んだかすっかり忘れてしまっているのである。「これ、俺が注文したん?」なんて会話が発生する。バカか。

そんなわけで俺としてはこれまで通り回転寿司は寿司が回転してほしいのである。