世の中には奇妙なことがある。
今我が家の近くに構えるセブンイレブンの交差点を挟んだ向こう側に新しくセブンイレブンが出来ようと工事中なのである。以前は某家電量販店だった場所にマンションの工事が入り、更に余った場所にセブンイレブンという構図である。
セブンイレブンの対面にセブンイレブンっぽい建物が出来上がってる
— プリン隊 (@custard_pudding) 2022年10月26日
あのセブンイレブンによくあるレンガ調の壁ができても”まさかセブンイレブンの前にセブンイレブンができるはず無かろう”とここ数週間言い聞かせていたのだが、いよいよ今日行くとしっかりセブンイレブンの看板が立っていた。ああ…新しくセブンイレブンができる…という感情を営業中のセブンイレブンの前で感じることはそうそうないだろう。
と言っても意外とセブンイレブンの近くにセブンイレブンができるというのはよくあることなのである。
ある地域における店舗数を増やして密度を高めることで、配送効率や地域シェアを向上するのが、チェーンストアの「ドミナント戦略」だ。それ自体はほかの流通企業も採用する一般的な戦略
と言っても現在建設中のセブンイレブンはもう対面あるような場所である。配送効率とかそういうレベルではないほどに近い。どちらかというと
こういうフランチャイズ契約の店舗の前に本部運営の店舗ができるそんな嫌がらせのような話はよくあるときく*1。
と、すると駅と住宅地が近くそこそこに収益が上がっている既存店舗*2を潰すために本部が設置した新店舗…というストーリが考えられる。なるほど。たしかに建設中の新店舗は若干駐車場が広そうだ。かと言ってトラックとかでかい車が置けるような場所はないが。ここから数ヶ月セブンイレブンとセブンイレブンの”血を血で洗う”争いがこの道を挟んで繰り広げられると思うと非常にワクワク…
とまあここまで妄想を働かしたのだが、現在営業中の方の店舗の中を見るととにかく狭い。雑誌の棚とか普通のロードサイドにある店舗に比べると半分程度しかない。ということは単純に土地ができたからそこに移転するっていうだけのような…