
9年ぶりの成約ポエムをしたためる。
9年ぶり?というとコペンそんな長いこと乗ってたんだという実感がない。ちなみに今現在15万キロを超えて絶賛走行中でございます。
乗り換え検討
9年という実感はほぼ無いが15万キロを超えて各種部品を色々交換してきていると流石に新しく車を買おうと色々探りを始めようとしていた。
またちょっと前までよくあった”納期不明”な場合、1年・2年のような超納期に対応できるよう車検が終了したこの段階から乗り換え先の車の選定に入りだした。
幸か不幸か未だ独身を貫いている(つもりはないのに)のでまだまだお気楽趣味バトルマシンを選べる立場である。そこで車に対する要求は次の通りとなっている。
・シートが倒せること。足が伸ばせること。
↑コペンはこれができないためにシンドかった。シートもそれなりに倒れるのだがその分シートを前に出さないといけず足を伸ばしてだらーんとした体制が取れないと言う問題が合った。そんなことコペンを選んだ時点で見えている話であるが。
・腰が低い車であること
↑要は流行りのSUVは論外であるということである。この選択肢を外すと新車で買える車はグッと減る。それくらいに各社アホほどSUVを充実させている。なんで…?
・スポーツカーであること
↑一応各社スポーツカーと言う括りを設けていたりするのだが、案外このカテゴライズって曖昧よね。
・MTであること
↑ATなんてヌルくて乗ってられない。俺は、ガチャガチャしたいんや。
そういう要件を拾っていくと、
GR86/BRZ
GRヤリス
シビックRS
とかになってくるだろう。ロードスターはコペンと同じキャラクターなので選定外。MTでかっとびバトルマシンとして使えるスイスポはコペンからの乗り換えとなるとちょっと弱すぎる。
フェアレディZは2シーターだからNG(そして高い。)、GRヤリスは予算的にちょっと背伸びをする形になるので怖い。
シビックRS、インターネットで見てみたけどこちらも価格帯がイメージと違ったのでNG。
試乗へ
GR86試乗
そういうことで乗り換え先のターゲットになったのはGR86かBRZかという選択肢に。
いよいよGR86の試乗を申し込んだ。3年くらいそのつもりをしていたコペンの次を選ぶ旅が始まった。
— プリン隊 (@custard_pudding) 2025年3月23日
買いたいなら見積もりとか作ってもらって動いとけよと周りの人に言われてしまったのでとりあえずGR86の試乗を申し込む。こうして長く楽しいであろう旅がスタートした。
しかし、意外にも近くの店舗(トヨタ販売店なんて何個もあるのに)に一切GR86の試乗車がないことがネットを見て判明した。とりあえず40分かかるが一番近いところを予約する。
【GR86試乗感想】広い。グレードは松竹梅の竹(SZ)。足元に左足ご休憩スペースがある。いやまあどの車にもあるようなもんだがコペンはスペースがないので置き場がないのだ。クラッチの踏みしろや圧力感は特にコペンと差異はない。1速のまま回してもコペンほどのトルク感がなくてダレる。もっと回さな… pic.twitter.com/zTybJZAvZT
— プリン隊 (@custard_pudding) 2025年3月23日
そして試乗。試乗を行った日はF1中国GPのテレビ視聴が控えていたので、その場で見積などの話まで行わず本当に試乗だけで帰った。出されたオレンジジュースすら完飲することなく、である。
しかしこうして試乗を始めるとなんか車選ぶ感じが出て楽しいことに気づく。
さてこの試乗について、スポーツカーであるGR86乗せるというのにそこそこ車の量の多い店舗の周りを四角形のようにぐるぐる回るだけで非常につまらなかった。もう少し加速感とかを楽しめたりちょっと楽しめるカーブを取り入れられないのだろうか?そういう意味で残念であった。
また、MT車だったというのも感覚を確かめるのには不足していたかもしれない。乗り慣れたMT車なら車固有の”クセ”が体に染み付いているのでスコスコシフトを入れられるのだが、初めて乗る車はそうはいかない。クラッチのミートポイントを探り探り踏んでいくし、各ギアのトルク感もよくわからないので急発進しないようにゆったりアクセルを踏んでいたのだ。
おまけに営業もゴリゴリ来る感じではなく、俺の話にはいはい聞くだけだったし、やっぱり40分かけて来ているので「遠くからいらっしゃって〜」みたいな感じで売る気を感じない。
BRZも試乗
そしてF1日本グランプリを終えた翌週、ほぼ頭の中はGR86に決まりだったがやっぱり見積もりを取るにあたって対抗馬を作りたいということでスバルBRZの試乗を申し込んだ。こちらも近くの店舗に試乗車が無いみたいだったので先のGR86と同じ地域にあるスバル店舗となった。
【BRZ試乗感想】… pic.twitter.com/VTgk0YFknl
— プリン隊 (@custard_pudding) 2025年4月13日
こちらは試乗を行うホームページの申し込み欄に「見積もりをお願いしたい」と記載し、見積もりを行ってもらった。GR86のときは40分かけて来た俺に対して「遠くからいらっしゃって〜」という枕詞が合ったがこちらにはそんなことは見えていない。骨の髄から買いませんかというオーラを営業マンから感じる。
その気合は試乗コースにも出ていた。GR86が店舗を出て左、左、左と単調なコースだったのに対してBRZの方は出てすぐの国道、そして一本曲がった県道、そしてあたりが田んぼの市道とバリエーションを設け、左に右にと車を動かさせてくれる。そして見通しが良い場所になると「ちょっと踏んでみてください」と加速感を体験さえさせてくれた。”こいつ買わせる気だな”そんな予感がGR86に対して劣勢だったBRZを優勢側に大きく振れさせる。
試乗車はAT車だったのだが、MT希望だと聞くと「MT車をご用意できますが?」と前のめりに尋ねてきた。うーんこいつグイグイ来る。
出てきた見積もりに、こちらからは何も言っていないものの車両に5万円の値引き、ディーラーオプションに8万円の値引きがされていた。やるぅー。基本的にスポーツカーってあまり値引きされないという話を聞いているだけに初手で10万以上の値引きは熱い。
GR86の見積もりへ
さてそうなるとGR86の見積もりはどうかと言う興味が出てくる。試乗したところに連絡すれば良かっただけの話であるが、あまり売る気は感じなかったというところもあって近場の店に行こうと考える。
どの販売店にする?
滋賀県内でいうと”滋賀トヨタ”、”トヨタカローラ滋賀”、”ネッツトヨタびわこ”、”トヨタモビリティ滋賀”という販売チャンネルがある。おそらく皆さん御存知の通り、すべての販売店でトヨタの全車種買えるのである。じゃあ現代においてこんなにあふれる販売チャンネルってなんの違いがあるのだろうか…。(かつて販売チャンネルが存在したホンダや日産はすでにその影すらもない。)
じゃあイメージで選ぶか。そういう意味でこの中で馴染みがあるとするとスーパーGTにも参戦している大阪トヨペットを傘下に収めているOTGグループの一員である”滋賀トヨタ”だ。86BRZレースでは菅波をサポートしている販社となっている。
よしじゃあ商談予約や!っとHPを開いて商談予約をする。水曜日の話。

しかし、5日後の予約しかできないシステムだったので水曜日の時点でその週末の予約ができなかった。がっかりである。次の週の土日は予約ができるが、その週の土日はS耐鈴鹿で埋まっているのである。俺はハルミ*1に会わなければならない。
じゃあ適当にトヨタカローラ、

最短の予約が1週間後。不可。
次、ネッツ店。
予約システムなし。不可。
そういうわけで4日前から

予約ができるトヨタモビリティ滋賀を選択。結局難解だと思っていた販売店選びが安直に終わった。
システムから最短で予約できる日曜日を選択して受付完了。
商談へ
いちおう金曜日の就業中に1本電話があったが後でええやろと無視をする。(←これが厄災の始まり)システムからは日曜日の11時にお越しくださいとメールで返事が合ったし電話もその認識合わせだろう。
そして今日土曜日。スーパーフォーミュラもてぎの決勝を見ていたら販売店から電話がかかってきた。「明日11時にお越しください。」「はーい」という電話だろう。
「あの〜GR86のお見積りをご希望とのことですが、実はちょっと前に生産が打ち切られるということでご希望ならお急ぎでお話がしたいのですが」
と言う内容。唐突な話を差し込まれて眼の前で見ているレース展開が頭に入らなかった。電話のせいで画面上で見ていた展開への認知が曖昧となってしまったがおそらくこのときに小林りくと(←漢字難しい)がJUJUかなんかに対してオーバーテイクを決めたはず。予想打にしなかった電話の内容で認識が正しくできていない。「はい」と答えて電話の向こうにいる営業が続く。
「それで80台の割当が合ったのですがもう今の時点で15台になってまして〜」
レースの認識をしようとしてもできない。営業マンは緊急事態としてこの事象を俺に伝えている空気を感じる。とりあえずレースへ気を向けることを諦め電話に集中。
「本日空いていますか?」
「じゃあ4時半に伺います」
「わかりました。」
電話と切って、スーパーフォーミュラに戻る。すると小林りくとが後方集団をまるまる抜いていた。
大胆不敵!
— J SPORTS❤️モータースポーツ🏁 (@jsports_motor) 2025年4月19日
デビューレースの
19歳小林利徠斗
OTSを巧みに使い
圧巻のオーバーテイクショー✨
末恐ろしい見事な走り🔥
4/18(金) - 4/20(日)#スーパーフォーミュラ
第3戦・第4戦#モビリティリゾートもてぎ
徹底LIVE配信中📡#SFormula pic.twitter.com/R4Ik4JPDHr
しかし、もう一度販売店から電話がなにか忘れたっけ?
「あの、すぐ来ないと生産枠がなくなりますが4時半より前倒しできていただいても結構です。」
Oh…。
そんなに車って簡単に売れるのか…?
やばい86の生産止まるぞと言う脅しが来た(BRZも同じなんけ…?)
— プリン隊 (@custard_pudding) 2025年4月19日
そして来店
結局スーパーフォーミュラをチェッカーまで見届けてディーラーへ向かう。このとき4時半。
時間管理は完璧だった。販売店の駐車場に車を止めると入口から営業マンが小走りでこちらに向かってくる。今まで誰か来ると言っても営業マンではない女性の人がゆったり来て「ご要件は?」見たい感じだったのに、ダイレクトで営業マンが迎え入れられたの初めてである。それほどに営業マンの生産枠がなくなってしまうという危機意識があるということなのか…。
さてそんな眼の前に現れた営業マンはボーイズグループにいそうなさっぱりイケメンの営業マン*2である。しかしマスク越しの顔からものすごい焦燥感を感じる。こちらは俺まだ見積もりするところなんだけど。
席に座ると「こちらが見積書です。」とすぐに見積書が出てきた。パット見たところ値引きはなく、オプション品も適当に見繕ったものが入っている。うーんまあ値引きがないというところの値段感はやはりBRZと大差ない。
「今日選んでいただかないと次の型になって生産が夏、そして納車が最短で秋頃納車になります。」
と、出会って5秒で◯体もびっくりの出会って5秒で成約をさせようとする営業マン。買おうとしているの車だよこれ。十万そこそこの家電じゃないよ。
そしてその営業マンがもう一人紹介してきた。県内にあるGRガレージからGR86といっしょに営業マンを連れてきたのだ。なんだよアツいなこの販売店。40くらいのベテランの雰囲気漂うおじさんが出てきた。(よく考えてみるとそのGRガレージがある場所とこの販売店の距離的に1時間弱かかるはずだがスーパーフォーミュラ捨ててすぐ俺が来店してたらどうしていたのだろうか…。)
彼らの説明を聞く感じだと金曜日にかかってきた電話もおそらく「受注が止まるから早く来て」というアラートだったのでは無いかと勝手に考える。そりゃあここで買ってもらえれば売上になるし必死になるわなと。
早く決めなければならないポイントは、
・夏頃に改良してまた出てくるであろうが、昨今の情勢を考えると値上げは必須。←これは俺の認識もそうで改良があるのならそれまでに決めたかった。
・各店が少ない生産枠を取り合っている今週突然通知が合って80台の枠ももはや15台に。今はもっと少ないかも。
・とりあえずメーカーオプションだけ決めて問題なければ決めてもらいたい。
そういう説明を受けた。
今日か…今日決めないといけないのか…頭の中はこの買い物を妥協できるかどうかと天を仰ぐ。天を仰いでもGR86は振ってこない。
あるのは今買うのか後で買うのかの2択である。
後で買う…おそらく年次改良で昨今の物価高騰が反映されるだろう。つまり値段が上がる。ここで踏みとどまっても次買うときはより高くなっていることは見えている。
おじさん営業マンが乗ってきたGR86も見さしてもらいながら1時間以上思案し決心した。「買います。」
営業マンが急いで生産枠が残っているか確認する。ショールームの中を小走りで裏へ走る。彼の焦り方を見ても日本中に俺みたいな人が残り僅かな生産枠を取り合ってるんだろうなと妄想をする。
さあ俺の枠は合ったのか…。
生産枠を確認していったときと同じ雰囲気でイケメン営業マンが帰ってきた。なんかヤバそうな空気を出している。
もしかして生産枠取れなかったの…?
「枠取れました。」
とれたーーーーーーうおーーーーーーーーーーー。
成約
そういうわけで成約。
成約である。
なんか気がつけば諸々の値引きが合ってBRZほどではないがそれに匹敵するくらいの値引きが合った。何も言っていないけど。そして成約に関わる諸々の説明を受け、サインを一筆したため預り金として1万円を払い退店しようとしたとき、商談ブースを除くようなスーツの男が一人見える。帰ろうと立ち上がると、その男が「店長です」と名刺を差し出してきた。ゴルフとかサウナとかが大好きそうなギラギラしたおっさん*3だ。
「残り枠は2台でした。いや〜今日お呼びしたほうがいいって彼に言ったんですよ〜」
とあの若い営業マンのケツを叩いたそうだ。
結果的に1台成約させたのでかなりの有能営業マンである。しかし”有能”と標榜するよりそのギラギラした風貌のせいで俺はなにか悪いお金儲けに利用されているかのような怖さがちょっとある。
「保険は?」
とその店長がいうが、その話も商談の中で上がり、親から等級を引き続いて長らく関係が続いているところがあるという話を先程商談の中でやったところである。
「さっきしました(笑)」
と残りの営業マン2人が笑顔で突っ込む。見た目通りの営業力がそこにあるのだが、なんだかこれからしっかりいろんな営業をかけられそうな雰囲気を感じる。7時前だというのに閉店しないショールームを後にする。
迷うなぁ〜 #GR86 なの? #BRZ なの?どっちが好きなの~♪ 迷うなぁ〜すっこしでも気を引きたい純情な車好きの心〜純情な車好きの心〜 https://t.co/9y9QAWu8W9 pic.twitter.com/vwvNWVYjjf
— プリン隊 (@custard_pudding) 2021年8月22日
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