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私の個人見解をダラダラと書き残す

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スーパーGT開幕戦岡山レポート2024

スーパーGT開幕戦で岡山に行ってまいりましたのでそのレポート、いや振り返りを行いたいと思う。いつものように長くなる予定である。まあ特に有益な情報はないつもりなので適宜読み飛ばして読んだつもりになってもらって構わない。

テストと同様に入口で配られるタイムスケジュールを記録した上はかなり上質なものだった。こういうところに岡山国際サーキットスーパーGTに対する気合を感じるのだ。しかし、テストほどではないにしろサポートレースのない日程においてこういうスケジュールを記録した紙は不要である。この程度なら頭に記憶して置けるのだ。

 

さて、岡山国際サーキットでは桜がまだ残っていた。こちらで散々桜とレースマシンの絵を記録した。

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さて、朝トイレに寄る(小さい方)と男子トイレでも長い列ができていた。うわ~早速並ばなあかんのかこれ…と心配しながらトイレの建屋に入るとこの外まで伸びている列はどうやら個室の待機列ということが判明。小さい方を済ませたかったので安堵。しかし何だ?みんなトイレが新しくなったからって常設2個しかないトイレに並ぶなよ。そんな目新しいもんじゃないし、トイレが綺麗だった!!とか言って自分がする前の便器の写真をツイッター*1で共有とかしてないよな?その便器、お前がする前でも誰か知らないおっさんがうんこした後だぞ。

 

去年話題になった大湯カレーが再登場である。そしてより何か”思想”が強くなっているように見える。器が”大湯”にかけて桶になっており、なぜか餃子がのっているらしい。桶までは洒落ているレベルであるが餃子は一体どこの意思が働いたのだろうか。思えば今回は食べる機会がなかった。まあ間違いなく美味しいのはわかっているのだけどまあ中身レトルトと思うとわざわざサーキットで食べなくてもなあという気持ちがある。この屋台、全サーキットで出てくるのかなと思ってたけど岡山以外見ないよな。

 

ニスモブースはいつも人がいっぱいである。信者*2がいつも並んでいるって言ったところなんだけども一体いつも何買っているのか?ニスモなんてずーっと赤いチームで何年も同じスポンサーと組んでいるから去年モデルの上着と今年モデルの上着なんて大差ないやんって外から突っ込みたくなる。でも実際のところは毎回新商品を販売しているらしい。内側を知る人からすると「スタッフの気合が違う」という。確かにミニカーが新しく出たり、小物があったり、ポスターと抱き合わせたり”なにかやってる”感はあるよなあ。

そんなニスモブースだって空いている時間帯はある。朝一番に並ばなければそこそこしか並んでいない。トミカとかのミニカーレベルならまず売り切れることないだろうし競争力がない商品を狙っているなら空いている時間帯を利用するのが賢い。しかし被写体となってしまった人はきっと一番混んでいるときに並べるだろうか?

 

岡山国際サーキットのセッション開始は緊張感が高まる。というのもセッション始まってすぐに赤旗が出やすいからである。別に他のサーキットだってそのあたりの条件って変わらんのではと思うところであるが、岡山国際サーキットの場合1周が短いために車が途切れることなくやってくるというのが起因していると思っている。(それであれば菅生もそうか)おまけに意外とコーナーの先が見えないところ多いというのもそうか。さて、今回は50号車がスピンからの合流に手間取ってしまったために赤旗提示。全車がピットレーンに入った後、くるりと体制を立て直して再発進していった。

 

そんな練習走行はずっと桜の木の下に居てしまった。↑にリンクがあるのでそのカルマを感じてもらいたい。

 

お昼の時間である。先日のテストで初めてやってきたという焼肉屋がまたしても出店。そずり丼はもういいかなあと思っていたらカレーを発見。「本当は教えたくない」とキャプションが書かれている。”教えたくないものを教えてくれる”というの、”見せたくないのに見せちゃう”というなにかエロに通ずるものがあり心をかき乱される。

そういうわけで購入したのだが、まあ、なんというか、別にこう、なにか興奮するようなものはなかったというか。まあ美味しいのは美味しいんだけど、岡山って600円で牛すじカレーが食える屋台も出ている中900円でこのカレーおすすめですよというのは読者への裏切り行為かなかと思いまして。不味くはなかったですよ。はい。

 

予選はマイクナイトで。出口側と入口側があり、写真を撮る人は圧倒的に出口側に集う。しかし、本当の”マイクナイト”を感じるには入口側がおすすめである。ダブルヘアピン2個めから膨らんできたマシンが軽くブレーキを入れてスピード乗せたままバンプのあるコーナーを侵入してくる様子を最も間近で見れるのが入口側である。バンプにも注目してみて写真を撮ってみたが結構どのマシンもバンプの箇所で跳ねている。ちなみに500クラスで言うとこのバンプを超えた後の処理においてスープラのいなし方がいいのではというのが玄人視点。逆に日産はワケワカランほど跳ねており下を擦って火花が散っていた。

 

さて、そんなマイクナイトには場内実況を効くためのスピーカーが存在しない。近くのスピーカーも遠いせいで基本的に場内実況が聞こえないのだが日産応援団のセッション前後の掛け声が聞こえてきたのだ。一体どんな声量で応援しているんだこの人たち。

 

今年から東レ・カーボンマジックが再び(のハズ)スーパーGTのスポンサーに帰ってきたということで東レ応援席なるものができていた。”東レ観戦席”だったら「ああ、東レに回しているチケットの人たちが座るんだろうな」という考えに至るが、「東レ応援席」となると若干意味合いは変わってくるのではないだろうか。応援とかくと競技中の選手なり対象を励ますといった意味となるはずである。そうなると東レ応援席に入っている人たちはどこを応援するというのか?今年からスポンサーとして戻って来る理由の一つに東レ・カーボンマジック製の新型FIAF4シャシーの供給があるだろう。しかし、今回サポートレースにFIAF4はない。*3とすると彼らが””応援”する対象となるのはGT500クラスのマシンたちといったところだろうか。彼らは500クラスのシャシーと各カーボンパーツを製造供給している。しかし対象がぼやけ過ぎではないか。

 

土曜の最後のイベントであるトークショーである。特にレース内容に関係なくドライバーが選出され夕日とともにざっくばらんにトークショーをするというだいぶアバウトなイベントだ。今回選出されたのは中山雄一千代勝正野尻智紀という3人。中山、野尻となるともうひとりは富田な気がするところを千代が冒頭でポロリ。とはいえ、この3人カート時代から切磋琢磨やってきた仲らしい。「いや~同窓会になっちゃいますよこれ」と。

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っていうかどうがそのまま公式で上がってた。

 

午前中ずーっと桜とレーシングマシンを撮るというテーマで挑んでいたせいで、腰に疲労感を感じていた。というのも立つと胸辺りの高さから撮りたかったために腰を曲げて撮っていたからである。まるで吉田沙保里がタックルする前の姿勢のように。つたわるかな~

 

夕食。今回は岡山おなじみの中華料理屋に。ボタンを数度押してやっとくる店員、もちろん注文は麻婆豆腐である。呼び出しボタンを押す指に力が入っているのがわかるだろう。これは気合の表れである。

さて、このブログで何度も説明しているところであるがもう一度麻婆豆腐を食す理由を記しておきたい。まずこの中華料理屋の麻婆豆腐は石鍋で提供されるために非常に熱い。今回はそうではなかったが通常時はボコボコと沸騰している状態でやってくる。とても熱く、豆腐なんて非常に熱を持っている。おまけに本格中華なのだろう、しっかり辛いのである。そして麻婆豆腐だけでなく全体を俯瞰してみてもらいたいのだが、この麻婆豆腐定食と呼ばれるメニューには麻婆豆腐以外にもラーメン、ご飯、そして何で火が中までしっかり通っているのかよくわからなくなるサイズの唐揚げがついてくる。これらをすべて食すというのは大食いに自信がないと厳しい。これらすべての要素、熱い・辛い・多いというのを乗り越えていく戦いがそこにある。レーシングドライバーがコンマ1秒を切るためにすべてを感覚を研ぎ澄ませて車をドライブするという戦いを行っているように私は今自分が持つ全てを掛けてこの麻婆豆腐に挑んでいる。そうこれはチャレンジである。

更に理由は未だある。これだけ辛い流動性のあるものを食べると腸にとっては刺激がある。よって翌日ダラダラと長いトイレタイムに出くわす可能性がある。しかし翌日も綺麗になったとはいえトイレにまだ難がある岡山国際サーキットでレースを観戦する。サーキットでトイレをするとなったらピンチである。こういうときのうんこは自制が効かない。感じたらすぐにトイレに入る必要がある。麻婆豆腐を食べることによって翌日に最悪漏れるかもしれないスリルを味わえるかもしれないイベントを残している。

 

今回の宿はゴルフ場そばにある何かちょっとお高そうな宿が選ばれた。畳で味がある。the 旅館って感じ。お風呂も広くて露天もあり悪くない。難点とすると周りにコンビニ一つないところだろうか。まあ岡山の周辺ってそんなんばっかであるが。

 

翌朝、起床すると身体が痛い。布団がうすすぎて痛かった。非常に高反発なベッドであった。こういうのに出会うと”ああ…ふかふかのベッドで寝てえ”と思ってしまう。

朝風呂に入れるということで風呂場に向かう。ノーアグリだった。ノーアグリの反対イエスアグリっていうのがあったのか?そういうのが読み取れるようなツイートである。

 

そして出発前にトイレに駆け込む。サーキットに着く前に腸のコンディションを整えておく。宿のトイレでしっかり仕上げてきたのでサーキットではトイレのお世話になることはなかった。俺の勝ち。

 

ARTA、ただのレーシングチームから飛び出して何やらアパレルブランド(?)化したのが数年前。それに合わせてレースクイーンもなんか黒いピチッとした服の衣装になりましたね。さて、最近はサンシェードなどのカー用品までラインナップされるようになったようだ。おい、ちょっと待てと。ARTAの2つのAはオートバックス(AUTOBACS)のAだろうが、オートバックスといえば日本最大のカー用品店だろうがと。なんで今さらカー用品が加わったことを大々的にやっているのだろうか。っていうかまず手を付けるならおしゃれなTシャツやズボンとかじゃなくてそこからじゃなかったんかと商品を見ながら心のなかで突っ込んでいた。

 

さて、そんなARTAブースの中で見つけたのが水筒。商品名はミルタンクらしい。何かころがるを多用しそうな名前である。これはおそらく今年からGT500のARTAに加わった佐藤蓮にあやかっているのではないだろかと推測している。彼がスーパーフォーミュララライツで参戦している時、やたらデカい水筒が出てて話題となった。

 

サポートレースもないのにトークショーが見たいからという同行者の要望から朝からサーキットに居ていたのだが何もすることがないということで各所ブースで開かれているトークショーをつまみ食いのごとく眺めていた。ここは日産ブース。今年からGT500の日産ドライバーとして加わった三宅淳詞のトークショーである。左手に持っているのは彼が乗る3号車のメインスポンサーの日本特殊陶業(ニテラ)のマスコットキャラクターであるスパーキーの手が入れられる人形である。曰く昨年まで3号車に乗っていた千代からスパーキー役を譲り受けたということらしい。とはいえ、トークショー全般にわたってこの人形が役に立つというわけではなく↑の引用に示しているようにずーっと人形は下を向いたままだった。

ちなみに千代は23号車に移籍してスパーキー役を卒業したというような空気を出しているが、実をいうと23号車の面々も(昨年まで)スパーキー片手に動画出演している。昨年の23号車スパーキー役を担っていたのはちょうど23号車から24号車へ移籍してしまった松田次生である。つまり、何も変わらなければこれまで通り千代はスパーキー役を担うことになる。

 

予選日の時点でまだなんとか咲き誇っていた桜、日曜日の時点で相当散っていた。また来年である。

 

さて、レースに向けて各車がグリッドへ試走を行う。近年のレースにおいては”燃費”が重要な要素となっている。燃費が良ければ、

・同じ燃料搭載量でもより長く走ることができる

・給油時間を短くすることができピット作業時間の短縮ができる

というレース上でのメリットが受けられる。そのため、たとえグリッド試走といえども燃料は無駄に消費しないというのが最近のトレンドのようだ。燃費を抑えるというと何か複雑なイメージがあるが極論を言ってしまうといかにしてガソリンを使わないかである。ガソリンを使わないというのはエンジンを回さない→つまりエキゾースト音が小さいということだ。そんな燃費を抑えたいところはグリッド試走で極力アクセルを踏まずに低い回転数でゆっくり走っている。そういうのを見て「あ、あそこは燃費しっかりおさえてるなあ~」なんて感じるのがツウ飲み方である。さて、そういう観点からすると39号車の試走はそれと全く逆のことをやっていた。何ならバーンアウトしてる?ってしてるくらい上の回転数まで使っている感じだ。ただ、バーンアウトしたところでグリッドついてそこから30~40分ほどスタートまで時間が開くんだからタイヤやブレーキ冷えちゃうよねと思ってしまうのだが…

こちらはGT300クラスのポールポジションのグリッド試走である。ストレートでは全然エンジン回っていなさそうであるが1コーナークリアしてからはしっかり踏んでいる様子。AMGの野太いエンジン音が響き渡る。

こちらはGT500クラスのポールポジションのグリッド試走である。先程のレオン同様にピットアウトはしっかりピエールの場内実況が聞こえるほど静か。しかし1コーナー回っても静かである。シャーカラカラーというエンジンとは違うなにか回っているような音がするだけとっても静かにそしてゆっくり走っている。燃費…燃費をセーブしている。

 

レーススタート、相変わらずスッカスカのスタートと思っていたら中盤以降は結構密集していたようで、14号車と23号車が接触。まあさらなる波乱はこのあとに起きたんですが。

 

前日のトークショーで「ズルズル落ちてしまった以前のレースとは違ってこの順位をキープもしくは上を」というような意気込みを語っていた中山。中盤後ろから山本の激しいプッシュを受けながらも要所要所きっちり抑えトップとはならなかったが順位キープに成功。個人的には彼の気合を感じれた。

 

今年から予選からスタートまで同じタイヤを履かなければならないルールとなっている。よってスタートから無交換で繋いだ2号車のタイヤは予選からずっと同じタイヤということになる。予選からずっとプッシュされても全然たれないタイヤって何なんですか?そんな減らないタイヤだったら俺のコペンに履いているポテンザにもその技術取り入れてくれませんか?4年前に購入したタイヤの溝が減ってそろそろ交換しなければならないの辛いんですけど。

 

さて、レースが終わり帰宅…と言いたいのだが、岡山国際サーキットの退出は非常にむづかしい。まあ場内駐車場の出口が1か所、加えて退出方面が2方向ということで非常に混んでしまう。まあそのへんは折込済みだったのだが、今年は本当に動かなかった。YouTubeで動画1本見ても前の車がまだそこに居て駐車位置から動けないというレベルである。30分か40分かの間みんな同じ位置にいた気がする。その動かない理由はよくわからなかったが車の誘導を行う警備員がやってきて場内駐車場の出入り口である西ゲートではなく関係者用のメインゲートの方から退出してくれという依頼が。ということで1コーナーの奥の道を通ってメインゲートから退出した。退出する間に本来出るべきであった方向から警察車両がやってきたりしていて我々が知らないだけで何かあったかもしれない。(そうでないと動かない理由がわからない…)

 

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*1:X

*2:ニスモファン日産ファン

*3:長らく岡山でFIAF4をやっていない。ピット等の場所がないのだろうか…寂しいものである。