#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

【スポンサーリンク】

シン・ウルトラマンを見た【ネタバレ含む】

ネタバレ含む

シンウルトラマンを見た。当方特別ウルトラマンが大好きというわけではないが、弟が子供の頃に晴天の日に長靴を履くくらい大好きでそれにつきあわされてウルトラセブンを全話見たことがあるくらいの知識は要している。*1

文章を書いていくのがめんどくさいので以下箇条書きで思いついた感想を述べていく。

  • シン・ゴジラのときはあ~なるほどね~万人受けするな~っという感想だったが、今回のは「これ…シン・ゴジラのようなものを期待して見に来た人はがっかりするやつじゃないの…」と言う感想。いろんな感想や考察サイトを見たがどこもそんなような不安を抱いている様子。
    • シン・ゴジラの場合はみんなでゴジラをやっつけるんだという単純明快なテーマが見えていた作品だったが今回はそんな感じはない。
  • 映画開始直後、シン・ゴジラと出てきて「お、おう?」となったがこれはウルトラマンのOPをオマージュしていたことにあとから気づく。こんな感じでアレ?と疑問を感じたところは何かしらの仕掛けがしてある。
    www.youtube.com
  • 山本耕史メフィラス星人は良かった。腹黒な紳士という感じが実にぴったりである。
  • 長澤まさみの使われ方はなかなかやばい。顔をドアップされたり、おしりを叩いたり、挙句の果てには巨大化である。なんやかんや言われているが庵野樋口両者に置かれましてはいい仕事をしたのではないでしょうかと。
  • 演者がどこから撮られているのかわからないと言われる絵作りは斬新だった。このやり方は実相寺昭雄氏のオマージュらしいが。
    • 画質に関して映画館で気になるほどではなかったが1シーンだけアレ?と思ったところがある。ソフト化されたらもう一度確認してみよう。
  • ゼットンの特徴を述べるとき神永(ウルトラマン)が「1兆ケルビンの火の玉」と言った直後に滝が「1兆ケルビン、1兆度の火の玉」とわざわざケルビンから摂氏に言い換えたところが(1兆まで行くとケルビンから摂氏への変換なんて誤差程度なのにw)面白い。更に続けて「地球どころか太陽も蒸発、影響は数光年にまで及ぶ」とわざわざ解説しだす。その解説は空想科学読本で記載されているそのもの。

    news.yahoo.co.jp

  • そんなゼットン

  • ウルトラマンをそのまま映画の尺に落とし込めた形になっているので全体的に超展開で尺不足を感じる。個人的にはこの点が万人受けではないと感じるところ。
    • ウルトラマンがなぜ自分の命を賭けてまでも我々人類ために戦ってくれるのか?個人的には一番重要なポイントだったのでもっと丁寧に描いてほしかったところ。
    • 【追記】このあたりはこのレビュー動画の後編を見て合点がいった。人間とウルトラマンの恋愛があったなら命を賭けてまでも戦うというプロットが理解できる。 

      www.youtube.com

       

  • 戦闘シーンはCGを駆使して新しいものとなっている。予告映像にあるようにスペシウム光線が地面にあったとき爆裂していく。夜の戦闘でもウルトラマンに映り込むビルとか丁寧に描かれている。今思うと肉弾戦というかプロレス感の要素が少ないのは残念だったなあ。
    • ふんだんにCGを使った戦闘シーンというと”ハムの人ウルトラマン”のULTRAMANのほうがもっとあったようなきがするな。
  • CG使っても飛ぶ格好が1ミリも変わらない、いや人形感がでているのはオマージュなんだろう。しかしあの格好のままグルグル回るのは流石に笑う。しかしこれも人によっては「なんなのCGの予算ケチってるの?」って言う意見もあったりするんだろうか。そうじゃないんだって~
  • 最後ああ~ゾフィー出るんだ~と思ったら人類滅ぼそうとするし、なんならゼットン出してきてウルトラマンごと滅せようとするし、やべーやつになってるやん。と思って映画見終わったあとネットで感想を見てみるとゾフィーじゃなくて「ゾーフィー」、おまけに元ネタは誤情報という。

    確かに「ゾーフィ」って言ってたなあ。
    こんなことよっっっぽどのファンでないと初見で理解できないわ。
  •  神永はウルトラマンと融合して以来、彼の意思はウルトラマンそのものなのか元々の神永としての意思が残っていたのかが不明である。おそらくはっきりさせないように融合前のシーンを減らしているのだろう。
    本をペラペラめくってるところとかはウルトラマンが人類の知識を得ようとしてんだということはわかったが、前職の公安の人とあったりしていて以前の記憶もあるようなことが示唆されている。うーんわからん。
    • そういえばそんな本をペラペラめくってる神永を見て同僚が何も辺と思わないところも今思えば不思議である。ただ、公安の人間だから単独行動がおおいって言ってたから普段からよくわからん人だったのかもしれない。
  • メフィラス星人がおそらくウルトラマンを居酒屋につれてこさせたんだろうなと思う一方、財布の中身をみて「割り勘でいい?」とか。(個人的にはそのあとウルトラマンがちゃんと払えたのか気になった。)
  • ソフト化されたら契約書の文言とかきっちり見ておきたいなと思った。一瞬すぎて何かが書いてあるのかわからない。どうせああいうところに小ネタが挟んであるのよ。

そんな感じだった。

*1:ウルトラセブンを全話見たのははるか昔。なおウルトラマンは一話も見たことがない。