まだこたつを片付けられていない。
未だに我が家の真ん中にはこたつ布団がかかったこたつ机が鎮座してる。もう朝から晩まで暖かくなってきたのでもちろんこたつのスイッチを入れることはない。そういうわけでこたつの線をコンセントから抜いてる。最後にスイッチをオンにしたのはいつだったのだろうか。今こうしてこういう文章を書いているので、当然こたつを以後オンすることは数ヶ月ないことくらい理解している。ではなぜ片付けないのか。
まず、片付けるというプロセスを見ていこう。こたつ布団はワンシーズンロクに洗濯されていない。つまり”汚い”のである。まあ我が家に誰かを迎い入れるということがないので別に汚くても問題はないのだがやはり片付けるときには一度洗濯をしておきたい。しかし、ここで言う洗濯は自宅の洗濯機で行う洗濯では、ない。我が家の安い洗濯機にこたつ布団(と言っても四方が70-80cmの机に合うサイズであるが)を入れるとどうなるかわからない。洗濯機が壊れるかもしれない、いやこたつ布団がぐちゃぐちゃになってしまうかもしれない。どちらかが散ってしまうというのはなんとも避けたい。
ではどうするか、解決策はコインランドリーを使う。しかしコインランドリーにこたつ布団を持ち込む、持ち帰るというタスクが発生する。最寄りのコインランドリーは徒歩で10分、自転車で数分の地にある。近いと思うかもしれない。しかしこたつ布団を抱えて移動するには遠いと感じている自分がいる。
更にこたつ布団を洗濯したところで次に待っているのがこたつ布団を廃したこたつ机の存在が問題なのである。こたつ布団をどいたときに、目に見えるゴミがなくとも掃除機で床を掃いておきたい。それが私の中で”こたつを片付ける”というプロセスの1つである。しかし、こたつ机の上に鎮座しているありとあらゆるものを一度どこかへどけてこたつ机をどけ、こたつ机があったであろう場所を掃除機で掃く*1、これも私の中でとっても敷居が高い作業であると感じている自分がいる。
ここまで長々と書いているが、つまり俗に言う”めんどくさい”である。
こたつが片付けられないことをこうしてつぶさに文章として起こしているがごくごく普通の言葉で言うならめんどくさいという言葉1つで終わる。おそらくこうして文章をキーボードで打ち込んでいるくらいの時間があればこたつを片付けるということくらい終わるかもしれない。しかし今、俺の中で蠢いているこのめんどくさいという気持ちを皆さん読者と共有したかったのでわざわざ筆を、いやキーボードを叩いている。
▲写真は全然関係ない鳩の写真である。
*1:掃除機で掃くって正しい表現なのか?