タイトルの通りなんだけど、なんで多くの子ども特に男の子は”恐竜”というものに憧れを抱くのだろうか、そしてなぜその憧れを大人になると忘れるのだろうかという疑問を本日訪れた恐竜博物館で感じた。
なぜだろうな、恐竜はデカイから?強そうだから?
私は特に恐竜に憧れを持つこともなく、弟がやたら熱中してたのを眺めていた。その頃の弟というと恐竜博士になるんだと周りに言いふらしていたが今では全く違う仕事。今では恐竜よりもアニメやゲームが大好き。
どうしてだ。
(ちなみにわたくしは車好きが昇華してこんなんになりました。)
恐竜の骨格図の周りをあれよあれよと駆けずり回り、父親や母親に「これは〇〇ザウルスで~」「見てッ!!見て!!!!ママ!!見て!!!」と目の色が他人の俺からしても変わっていそうな子どもをよく見た。良い夏休みだ。
そんな熱い子がこんなにいっぱいいるのであればいま日本中は恐竜博士だらけのはず。でも”恐竜博士がアツい!””恐竜博士の供給過多!”みたいな話は一切聞かない。
目の色変えて駆けずり回っていた彼らもまた我が弟のように時の経過とともに恐竜への情熱が消えていくのだろうか。恐竜よりもアニメ!恐竜よりもファッション!恐竜よりもオンナ!恐竜よりも金!みたいに情熱を燃やすものが変わっていくのだろうか。へーへーとおそらく恐竜の名前すら入らないくらい聞き流してる親御さんはその移ろいに気づくことができるだろうか。恐竜柄のパンツを買ってきたら息子に「そんなんほしくねーわー」と逆ギレされないだろうか。
そんなことを物思いにふけながら恐竜博物館の展示を眺めてました。(←展示見ろ)
こいつ・・・動くぞ!