まちなかでふと見かける「インド人がやってるカレー屋」って気になる。
(実はインド人じゃなくてその周辺の人々がやっていることが多いらしいが。)
丸く小さい器に入った本場のカレーっぽいやつとナンがでかでかと置いてあるあの感じ。
家の近くにもあるのだが、こう、なんというか、いく気が進まなかったが、やっぱり気になるので行ってみた。
店内に入るとカウンターが7席ぐらいずら~っと列んでいたが、お昼時にもかかわらず誰も座っていない。
「イラッシャイマセー」
と片言(ではあるがなめらかな)の日本語が轟く。
店内のテレビは「新婚さんいらっしゃい!」ちょうどプレゼントのコーナー。
やば一人なのかなとちょっと不安になったが、奥に座敷席があり、そこから子どもの声がする。とりあえず、客オレ一人状態は回避。
メニューはチーズナンセットを注文。
なんとなく飛び込んできたメニューで、ナンとチーズがいい感じにマッチしていけるのかなと思ったので。
注文して程なく
なんかよくわからないドレッシングがかかってあるサラダ(具材はキャベツときゅうりで普通)と熱々のスープがきた。カレーは来ない。
1,2分上のような写真を撮りつつ、カレーが運ばれるのを待ってみた。
が、スープが冷めそうだったので箸をつける。
「箸をつける」というのは別に慣用句だけじゃなくて本当に割り箸があったから。優しい。
スープが冷めてしまうのと、メインがまだ来ていないのでがっつく訳にはいかないという思いの間で揺らぐ心にメインが登場。おーマハラジャ。
カレーはオーソドックなチキンカレーと日替わりカレー(シーフード?だった気がする)。からさは普通をチョイス。味もそんなに辛くない。中辛でも良かったかも。
肝心のナンはとろりとチーズがとろけていてそのままでバクバク行けそうなくらい美味しい。もちろん、カレーとナイスマッチ。
チーズナン頼んでみたけど、冷静に考えたらヒンドゥー教のインドに乳製品のチーズってどうなの
— プリン隊 (@custard_pudding) 2017年10月1日
などと思ったが、
インドが世界的な酪農大国で、バターや生乳の生産が世界トップクラスだという事は覚えておきましょう。人口が多く需要があるという理由も考えられます。
殺してないからセーフなのか。
ご飯もあったがこれは普通の白米のような気がする。日本の。
テレビがパネルクイズ アタック25に変わり、青が圧勝を決め海外旅行獲得チャンスを行っているころ、俺の胃袋はチーズナンという高カロリーモンスターによって破壊されかけていた。重い。とてつもなく、重い。
もうチーズナンはいいやと心に決めた頃、やっと完食。ちとつらいので次はもう少しライトとメニューかななんて思ったり。
何も言っていないのにお水を注ぎに来る店員、セット中の食後のコーヒーを何も言わずに完食後に持ってくる。しかも熱々のホットコーヒー(←年中ホットコーヒーを飲む人間なので)。なかなかサービスにキレがあるお店なので2回目はあると思う。