#プリンはおやつに入りません

私の個人見解をダラダラと書き残す

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【紀行記】心がすさみ、あれても、自然は癒やしてくれるはず。【箕面の滝】

ここはあまりに都会すぎる。

人がいて、電車が走って、車も走る、建物も多くて、高い。

そんな思いになってしまったら自然を見たいですね。癒やされたいですね。

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 と、書き始めてみたが箕面の滝に行った理由はそんなんじゃない。先ほどオイル交換の話にあったようにとにかく運転したい衝動というものがある。

で、その衝動を抑えるために納車待ちにもかかわらずわざわざオイル交換したわけである。そうすると衝動を解消するためにとりあえずハンドルを握るわけであるのだが、こんなこと2年以上やってきたのだから名前がすぐに出るような有名なショッピングモールや博物館、名所などは行き尽くしているのである。

それでも「道を行けば何かある。何かあるから道なんだ。」と昭和の文豪でも書かないような格言のようなものを原動力にあてのない旅が始まる。最近はもっぱらそう。

そこで、何を頼りにするか?そう、それこそセレンディピティーである。

これは倉木麻衣の新曲「Serendipity」 である。話が違う。こっち、

セレンディピティ - Wikipedia

セレンディピティserendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

今回の場合、あてのない旅なので何か見つかるとそれだけで幸運、セレンディピティーだから、適当に箕面の滝にたどり着いたのはヨカッタ。

まさか、細くくねくねしたワインディング・ロードをいかなければ着かないなんて思っても見なかったもんだったから、エンプティーに近いガソリンメーターを気にしながらのドライブになってしまった。

ナビアプリの有能Y!カーナビに導かれた先は大阪とは思えないほどの山の中。

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そして、寒い。ツーンと冷える。

意外にも行く先にはカップル、家族連れ、そしてカップラーメンミュージアムの帰りであろうなんとも属性が言いがたいグループなどなど真冬でもにが際ってそう。

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 道はこんな感じなのでたまにガチの走り屋が走る。(楽しそう…)

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 自然といえど幹だけの木々を眺めながら何やら下っていく。本当に幹だけ。一体何の気なんでしょうか?夏とかどうなんでしょ?

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 そうしないうちに、ハイ到着。お疲れ様。

マイナスイオンがたっぷりの滝です。マイナスイオンって何かわからんけど。

で、近づいていくと、

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猿が登場!

なんだ、干支を出してくるなんてなんて憎い演出なんだなーんてそんなことはない。野生だ!ガチでやばい、出川哲朗風に言うとリアルガチでやばい雰囲気になるかとおもいきや、周りの人は

「わ、おさるさんやで~」

「わー^^」パシャパシャ

と各々の携帯電話を取り出し撮影会に。まあ、僕もそうです。

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 めを合わしたらいけないんだよとどこかで聞いたことを思い出しながら滝を忘れて猿をパシャパシャ。

 

IMGP0857飽きたのか、それとも地面においている人間の食べたもののカスを食べ終えたのか、それとも人間様に恐れおののいたのかすぐ近くの高いところへ猿移動。

滝を思い出して滝を眺めていると、ふと猿が移動を始めたのに気づき、猿がある子どもが持っていたビニール袋に手をかける。

やばいと思った次の瞬間にはその子どもが持っていたビニール袋を持って先ほどの高いところへ移動していた。

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 特にこどものほうには危害がなく安心したのだが、とうの家族たちは

「あーおさるさんにとられちゃったねー」「ちゃんと持ってないとダメだよー」

とまあ、なんともゆるい会話をしている。危機意識が薄い。。。

どうやらとったビニール袋のなかにはお菓子のようなものが入っているようで、器用にお菓子袋を開けてきのみを食べているかのように一粒一粒口に入れていく猿。しかしながらこちらへの警戒心も忘れていないようで食べ物に手を付けていない間はこちらを凝視。

完全に舐められたもんだなあとパクパク何かを食べている猿を見ながら思う。

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そういえばその猿の周辺、なにかゴミが目立つなあと思ったら猿が取ったものから出たゴミなのである。皆様お気をつけて。

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 滝って、本当に滝だけで、滝以外になにもない。この時期だと寒い。それくらいしかエンターテイメントが無いのである。

そんな滝というエンターテイメントを感じたあと、何やら怪しい道を見つけたので登ってみる。正直日が暮れるのを心配したのだが。

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 まさか登山程度で息が上がるほどに自分の体力の低下を感じるなんて思いもしなかった。

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トトロの森にでも通じるのかな

なんて思っていたらなんとも見晴らし位の良い展望台へと辿り着いた。

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 このときになって、日のある内に上り下りなければならないなんておもった自分を呪ったのである。トワイライトのなんと中途半端な時間にこの景色と出会ってしまった。

パッと見真ん中は大阪の摩天楼だろう。まあ、しばらく待ってたら日が暮れて綺麗な夜景が望めるぞとおもい。その間をせっかくなんでタイムラプスムービーにしようとゼンフォンを取り出して撮ってみた。

日が落ちる間

寒い。寒い。寒い。20分程だろうか、一向に日が暮れないし、電池の容量も心配になって途中でやめてしまい、さっさと帰ろうと山を下ったのである。

 

そうして車に乗り込みまたガソリンメーターを気にしながら走行しているとなんと綺麗な夜景が広がっているのである。もちろん、走行中なので写真にはないのだが。