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プリンはおやつに入りません

忘却の彼方へいかないようにする備忘録的な何か

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【紀行記】とりあえずクラシックカーが置いてあるトヨタ博物館

トヨタ博物館に行ってきた。

www.toyota.co.jp

 

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いきなり出迎えるのは、トヨタ初の量産車(でいいのかな)トヨAA型の復刻車。

 そばにいるおねーさんがロボットのようにこの車の説明をしてくれる。突然始まったので僕もタジタジと聞いていた。せっかくだから何か聞こうかなと思ったけど、聞くこと探すまもなく始まり、なんか深いこと聞いてもこたえそうになかったのでそのまま去ったが。

トヨタの社名はもちろん創業の豊田(とよ)氏からきている(今の創業家からの社長も豊田章男(とよあきお)である)でも名前と同じように濁点読みはしない。まあよみやすいとかなんとかなんだろうが、この頃の車(社名も?)はまだトヨ読みをするようで、

 

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ホイールも「TOYODA」と、

 

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さらに先に進んだところにある同じ車の復刻車の先端にあるエンブレムも「豊田」と書かれている。

さて博物館は2階の展示にであう。

こちらは主に自動車の黎明期から第二次世界大戦前くらいのヨーロッパや北米の自動車が展示されている。

ここのフロアでまず展示されているのが、カール・ベンツ氏が生み出した世界初のガソリン自動車、 

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ベンツ・パテント・モトールヴァーゲンが展示されている。(多くの人はグランツーリスモ4で見たことがあると思う。。。)名前にある通り、ここに出てくるベンツはメルセデス・ベンツのベンツである。

(実はほぼ同時期にゴットリープ・ダイムラー氏が同じように自動車を開発し、

メルセデス・ベンツ本国ドイツ研修紀行 自動車の誕生 | ベンツ・輸入中古車専門店フォレストインターナショナル

完成させている…。半年遅かった。)

どちらにも言えるのはほぼ馬車。そうなのである、ほぼ馬車なのである。

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こちらは世界初の量産車という。

こんなの街に走ってたら「おい、あいつ馬なしで馬車動かしてるぞ!!!」ってなったんでしょうかね。あと、いままで馬を操ってた人間がお金持ちの主人に「明日からあれで移動するから運転お願いね」って言われるのでしょ、「わたくしが馬車を引っ張るのですかご主人様?!?!」って言う会話があったはず。 

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当時から車内灯の装備はあった様子。

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こちらは蒸気機関自動車。この頃の形はそこそこクルマに近いか。

産業革命直後は「蒸気機関は神」状態だったので、蒸気機関で自動車を作るという発想もあったのか。

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機構はこんな感じ。ピストンを燃料の爆発によって動かすのではなく、蒸気のちからで押し込んで動かす仕組み。燃料が蒸気になっただけで車を動かす仕組みに違いは無い。

ただ、水を蒸気にするエネルギーに燃料を燃やしているのでエネルギーロスがすごい。これでは流行らない。 

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ほぼ馬車シリーズではあるが、こちらは電気自動車。おお、当時から進んでるじゃんと見えるがおそらくこちらもエネルギー効率で内燃機関にまけたんだろう。(動作機構見るの忘れた。)

産業革命に成功したヨーロッパがぞくぞくといろんなエネルギーソースの自動車を発明する中、明治維新に成功した日本でも人やものを輸送する機構は発明されていた。それがコチラである、 

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人力車じゃね?と思っている皆さん。そうです。日本がたどり着いたエネルギーソースは人、人力です。人力なら行き先、スピードの調節、止まる、曲がるすべて口で伝えて自動である。ハンドルも要らなければブレーキもいらない。なんと画期的な機構なんでしょう。

ちなみにここでは人力車の発明は日本であるとされている。別に馬車を人がひっぱたらそれで人力車じゃねと思うが。。。

 

順序どおりに進むと、自動車の歴史を感じることができる。ほぼ馬車時代は終わりを告げフルオープンの時代になる、 

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こちらはロールスロイスだ。このころからロールスロイス感が出ている。ちなみに相当でかい。

この時代のクルマってシートがほぼソファーのよう。フルオープンソファー時代だ。

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こちらは教科書に出てくるフォード社のモデルTである。

 

フルオープンソファー時代も次第に屋根がついたほうがいいなんて時代になって屋根がつき始める。 

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このクルマ、ナンバー付いているから公道走ってたんだな。。。

 

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当時からシトロエン感あるシトロエン

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時代はじわじわと「流線型のほうが速くね?!」という時代になって流れるようなフォルムに変わっていく。

相変わらず4人位しか乗れないのにやたら車両がでかい。とってもでかい。上のクルマだってエスティマかと思うくらいがっちり感ある。

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これはポルシェ。今の意匠とはあまり似てないような気がする。

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 フロア最後を決めるのもベンツ。300SLクーペである。ガルウィングを決めてくれている。ちなみに、トヨタガルウィングといえば、

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セラもきっちりありました。

ガルウィングって隣の車両と離れていないと開けられないような気がするのだけど、その辺セラのユーザどうしてたんだろうか?(まあ、300SLとか買えるユーザが駐車場が狭いなんてなく事ないだろうし。)

さらに館内3階へ進むと今度は日本車の展示がある。

こちら、最初に展示されているのが、初代クラウン。

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 こちらも順序どおりにいくと日本車の歴史を感じることができる。国産車大好き人間な私としてはとっても楽しい。

国産車の始まりはとっても小さい。お上からの指示で小さいクルマを作らされてたためである。その代表車が、

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スバル360である。こんな感じで小さいクルマばかり並べられている。

まあ、小さい車はビンボーな大衆向けだったわけだが、それ以外にもある

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こちらはトヨタランドクルーザーだ。なんかこの時からランドクルーザー感は変わらないのね。

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 エンブレムは「TOYOTA」になっている。

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セドリック、ブルーバード、グロリア、ああ日産の栄光…

セドリックCEDRIC)は、日産自動車1960年から2004年まで製造・発売していた高級セダンである。

 

ブルーバードBLUEBIRD)は、日産自動車1959年から2001年まで生産・販売していた乗用車

 

グロリアGLORIA)は、プリンス自動車工業日産自動車1959年から2004年まで製造・販売していた上級セダンである。

当時はそれぞれ会社もブランドも違ったのか

 

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ここに来てホンダ登場。S+排気量シリーズの初代にしてホンダ初の4輪量産車S500である。たしか、ホンダは4輪車を発売する前にF1に参戦していたはずなので、F1で鍛えた技術を惜しみなく注ぎ込んでいるのだろうと勝手に思ってる。

ちなみかなり小型な車である。今のS660くらいのサイズである。まあ、排気量が500CCなんでそんなにでかいはずはないが。

でかい小さいという話なら、ダイハツのこちら

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おっ、今のコペンの原点かなと思われるかもしれないが、こちらのクルマ、今の軽自動車ばかり作っているダイハツからは想像できないくらいでかいぞ(サイズは普通車並)。あ、排気量見るの忘れたが、したの説明欄にあるように140Km/h出るらしい。

今でこそ、トヨタの子会社だから軽自動車専業だが、当時は大きい車も作ってたんだなあと。

 

 

コスモスポーツカッコイイ。なんかもう素敵じゃん。 

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こちらはトヨタ最高級クラスの車、センチュリーである。

最上級のおもてなし Century

現行車もデザイン変わらないような。。。というか変えてない??

トヨタ センチュリー | トヨタ自動車WEBサイト

車両価格1200万で、燃費が7.6km/lである…

 

 

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トヨタクラシックカーといえば、忘れてはいけないトヨタ2000GTである。こちらはレクサスのスーパースポーツLFAと並べてあった。

IMGP0770木目調のインパネカッコイイ。何より外観、

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 はいつの時代でもかっこいいッと言われるようなデザイン。本当に大好き。

ガワだけ似せて売ってくれという要望はよく聞く。

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LFAはそんな2000GTのように語り継がれる車になるのだろうか?

500台のみの限定車であるが、価格だけならもっと高いクルマあるし、性能だって日々進化してる、2000GTのようにボンドカーになれれば多少はその土台に乗りそうだが、今ひとつ語り継がれる要素が小さい。ただ、エンジン音はすごいと聞く。

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さて、3階のフロアはあとプリウスを展示して終了。

続いて連絡橋をわたって新館に行く。

新館は、自動車と文化についての展示である。なんか、抽象的であまり頭に入ってこなかったというのが感想。

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こちらは高度成長期の”モノ”

まだこの頃はマイカーと言うのは”上級階級”のひとのものだった。

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ほら、”三丁目の夕日”感あるでしょ。

そのときの時代を示す資料と、車が時代ことに並べられている。車は特筆すべきなものはなかったが、

加山雄三といえば鼻ほじりながら幸せだなあという人という印象だが、少女漫画雑誌のマーガレットのグラビア飾るほどの人だったのですね。これぞ若大将。

居酒屋の注文もこれから黙っときます。そしたらサッポロビールが来るはず。。。

 

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これはおそらくポータブルテレビの類のはず。持ち運びできるテレビ。鞄の中は、無理だよなあ。。。

そういえば昔父親もブラウン管の持ち運びできるテレビを持っていたような気がする。確かにでかかった。液晶技術は偉大だ。

 

ここの博物館、図書館があるのだが、もちろん自動車に関する本ばかり。が、所蔵品がかなりマニアックである。

頭文字DやFなどの車やレースが主題のマンガ、自動車のカタログ、自動車関係会社の社史、もちろん日本語以外で書かれた本・雑誌も所蔵している。

何よりすごかったのがカーグラフィックのアーカイブがズラーーーーーーとあった。ここに何時間でも入れそうな気がする。。。

ミュージアムショップではミニカーを中心にここでしか買えないであろうものが豊富。一番のおすすめはレトルトカレーとのことだったので、私もカレーを購入。

ちなみに、

こんなセット、絶対に買っちゃうじゃん(もちろん、この博物館限定の品というわけではない。)

 

車がどんとあって、そのクルマについて説明するプレートがあるだけというクルマ好き以外(それもクラシックカー好き)だとあまり楽しめないのかもしれない。

でも、展示物が順をおっていくと今の形に近づいていくので、自動車の歴史を一気に見れるという意味ではほんとうに楽しい博物館と言える。