「ブラウンのバトン」と聞いていまや「茶色のバトン(リレーとかで使うやつ)」と連想する人はよほど世間知らず?っというわけでないが、F1好きならば「ブラウンGPのジェイソン・バトン」が正解ということぐらいはわかる。
今シーズンもうこいつに決まったと自分の中で考えるくらい、安定性、速さ、戦略、車、チーム…すべてが完璧だ。
ここでシーズンのバトンのハイライトを、
<1.オーストラリアGP>
チーム初参戦にて、ポールトゥウィン。しかもチームで1-2フィニッシュ。
誰も寄せつかない速さで優勝。
<2.マレーシアGP>
スタートで出遅れるが驚異的なラップを築いてピットイン後トップへ、そのあと東南アジア特有のスコールにてレース終了。
<3.中国GP>
レットブルのレースながらもちゃっかり3位獲得。
<4.バーレーンGP>
このころから予選での速さはだんだん相対的に落ちていくが、トヨタを逆転し、優勝。
<5.スペインGP>
ここでブラウンGPの優位性はなくなるっという大方の予想を覆し、スタートでバリチェロに遅れたが、(チームオーダーで)ピットストップで逆転。
<6.モナコGP>
予選で空タンのQ2より速いタイムでポール。そのまま難なく優勝。
最後、車を止める場所を間違えるミスはしたが…。
<7.トルコGP>
ポールを逃し2番手、目下最大のライバル、ベッテルのあとで汚いほうのグリットにてスタートするが、1週目のベッテルのミスでオーバーテイク。
その後3ピット作戦のベッテルにプレッシャーをかけられるが、最終ラップにて蛇行運転を見せるなど余裕を見せる。4連勝中。
そんなバトンはここまで7戦中6勝という驚異的な勝率であり、このままレースペースが落ちない限り、年間10勝いや、よほどのことがない限り15勝、16勝してくれるんでは?っと思うのはバカか?
他にも、今のところ負ける要素がない、(レットブルは作戦がダメ、フェラーリもいま一つ速さがない、トヨタは開発で迷走中、ウィリアムズは金欠、ルノー、マクラーレンはドライバーがいいがその他ダメ。BMWはどうしたいのかわからない)開発の方向もしっかりして、ブラウンの作戦も効いているし、テストが禁止されている中でこれ以上、敵が速くなるものかな。
何より、勝利の女神『道端ジェシカ』と付き合っているうちは勝てる!…